視覚障害者センターだより 平成30年(2018年)7月(通巻334号)
視覚障害者センターだより ~ロバと五つのにんじん~
平成30年7月10日発行(通巻334号)
発行 岡山県視覚障害者センター
郵便番号 700-0927 岡山市北区西古松268-1
電話 086-244-1121
FAX 086-244-1043
Eメール ossfc@nifty.com
今月の内容
・お知らせ(3件)
・文芸作品コンクール作品募集について
・対面朗読サービスをご利用ください
・第3回 目が見えない・見えにくい私だから考えついた“とっておきのアイディア”コンテスト大募集
・第53回NHK障害福祉賞 障害のある人と支える人の体験記録の募集
・「声」前世の記憶 続編 2(全3)
・PCVOL・OPKの例会日
・岡山県視覚障害を考える会の行事予定
・ろばの耳より情報
・人気のある点字図書のご案内
・新刊案内をお伝えします。
《 お知らせ 》
1.7月・8月のカレンダー
利用者の皆さん向けのセンターで行われる行事をお知らせしています。
申し込みが必要な行事があります。
休館日は毎週火曜日と7月16日(月)海の日、8月11日(土)山の日です。
開館時間は、午前9時から午後5時です。
図書整理日は、7月は26日(木)、8月は23日(木)で終日留守番電話対応とさせていただきます。
なお、センターの電話機はナンバーディスプレイに対応していないため、留守電にメッセージをお入れくださる場合は、ご用件と共に、お名前、ご連絡先をお入れくださいますようお願いいたします。
◇7月のカレンダー
8日(日)PCVOL
19日(木)視障協青年部ヨガ教室
22日(日)OPK
◇8月のカレンダー
9日(木)視障協青年部ヨガ教室
12日(日)PCVOL
19日(日)手技療法研究会
26日(日)OPK
2.レンジからグリルへの自動リレーにより時短料理ができる、音声ガイドつき三菱電機のオーブンレンジが入りました。
入った機種はレンジグリルZITANG RG-HSです。
音声ガイドがついているのが最大の特徴です。
HPには次のように書かれていました。
声でアシストする「音声ナビ」操作を音声でナビゲート。
親しみやすく話しかけ、音量や速さの設定も変更できます。
「レンジ→グリル」の自動リレー調理で、おいしくカンタン時短クッキング。
「レンジ」と「グリル」の特長をいかした合わせ技で、カンタンにおいしく時短料理ができる独自の新機能を搭載した三菱レンジグリル。(オーブンレンジ)
3階調理室に設置しています。
料理教室など色々にご利用ください。
3.新聞連載小説のデイジーコンテンツをサピエ図書館に登録します。
以下の作品につきまして、新聞連載1か月分ずつを1回分としたデイジーコンテンツを、サピエ図書館に登録します。
ダウンロードやストリーミングでご利用ください。
1回分の収録時間は、約1時間30分です。
重松清著『ひこばえ』朝日新聞連載
6月掲載分を、7月10日頃登録します。
来月以降、毎月10日頃に前月掲載分を登録します。
《 文芸作品コンクール作品募集について 》
このコンクールへの応募及び岡山県視覚障害者福祉大会への参加者は、岡山県視覚障害者協会会員に限ります。
この期に会員になりましょう。
岡山県視覚障害者協会では恒例の文芸作品コンクールを今年度も実施します。
内容は短歌、俳句、川柳の3部門で、応募は各部門とも一人3首または3句以内で未発表のものといたします。
なお、川柳の場合は3句の内、1句以上は「歩く」という言葉に関連したものにしてください。
残りの句は自由とします。
また、普通文字で応募される場合は、短歌・俳句・川柳とも作品に必ず振りがなを付けてくださるようお願いいたします。
なお、このコンクールはこれまで冬に行なってきましたが、昨年度から岡山県視覚障害者福祉大会で表彰することになりました。
今年度はこの大会が10月28日にあり、入選者の表彰を行うため、応募締め切りを9月20日必着としておりますのでご注意ください。
応募方法 郵便・FAX・メールのいずれか
送り先 岡山県視覚障害者協会 事務局
〒703-8235 岡山市中区原尾島4-17-37
FAX番号 086-250-9913
メールアドレス ossk-33@po1.oninet.ne.jp
選者は、土師 康生(はじ やすお)先生 (「龍」(りゅう)短歌会同人)
なお、各部門とも天(てん)・地(ち)・人(じん)に入選された方には記念品をお送りいたします。
また、応募くださった皆さん全員に参加賞を考えております。
皆さん奮ってご応募下さい。
《 対面朗読サービスをご利用ください 》
お手持ちの資料や図書館の蔵書など、主にボランティアが直接読み上げるサービスを各地で行っています。
図書館などへお出かけいただく必要はありますが、資料を早く読みたい時、どのような文字を使ってあるのか知りたい時、図の説明を詳しく受けたい時など、録音図書とは違った良さがあります。
何日前までに申し込めばいいのか、資料は持参するのか図書館の蔵書を利用するのかなど、夫々で対応が異なります。
ご希望の方は、お近くの図書館などへ直接お問い合わせください。
□岡山県視覚障害者センター
電話 086-244-1121
□岡山県立図書館
電話 086-224-1288
□岡山市立中央図書館
電話 086-223-3373
□岡山市立幸町図書館
電話 086-234-5188
□倉敷市立図書館
電話 086-425-6030
倉敷市内の各市立図書館で行っていますが、申し込みは中央図書館まで
□金光図書館
電話 0865-42-2054
□西大寺ふれあいセンター
電話 086-944-1800
□瀬戸内市民図書館
電話 0869-24-8900
□高梁市立図書館
電話 0866-22-2912
□玉野市立図書館
電話 0863-31-3712
□津山市立図書館
電話 0868-24-2919
□津山市社会福祉協議会
電話 0868-23-5130
《 第3回 目が見えない・見えにくい私だから考えついた“とっておきのアイディア”コンテスト大募集 》
募集テーマ:日常生活で使うもの(非日常生活で使うものも含む。)
応募資格:目の見えない・見えにくい、あなた・きみ・ぼく
募集期間:2018年6月1日~9月7日
現在、世の中にある製品の多くは、障害のない人たちが考え、作られています。
そのため、障害のある人達にとっては、使いづらい「製品」が存在しています。
できあがった製品を改良することは、多くの時間と費用がかかるため、改善されるケースはそれほど多くはありません。
それを解決する方法の一つとして、障害のある人たちによる「目が見えない・見えにくい私だから考えついた“とっておきのアイディア”コンテスト」を実施することにしました。
新たな製品や今ある製品の改良について、障害のある人たち自らアイディアを考え、その考え方のポイントを企業等の人たちに知ってもらえば、今後世の中にでてくる製品が障害のある人たちに使いやすく変わっていくのではないかと考えたためです。
たくさんのご応募をお待ちしております。
主催/社会福祉法人日本点字図書館・公益財団法人共用品推進機構
概要
(1)募集テーマ
ジャンルは問いませんが、目が見えない・見えにくい私だから考えついた製品(モノ)に限ります。
こんなモノがあれば、今不便なことが便利になる、もっとこんなことができるようになるといったアイディアを募集。
例:「目が不自由でも操縦できる空飛ぶ絨毯」のような夢のアイディア、「全てに点字が表示されている缶詰」など、既存品の改良案での応募も可です。
(2)応募方法と期間
メール、郵送、FAXいずれかの方法
アイディア募集:6月1日~9月7日
締め切り:9月7日です。(当日消印有効)
(3)応募資格
視覚障害特別支援学校(以下、盲学校とする)と、一般の二つの部門に分けて行います。
・盲学校の部 盲学校に通う18歳までの児童・生徒。(学級・学年のチーム、家族との応募も可。)
・一般の部 視覚に障害のある人や、一般校に通う視覚に障害のある児童・生徒など。
(4)募集方法
盲学校の部は、全国盲学校長会を通じ募集します。
一般の部は、下記の媒体でもアイディアを募集します。
①日本盲人会連合 メールマガジン
②日本点字図書館 フェイスブック 他
③点字毎日
④その他
(5)審査方法
福祉、デザイン、産業分野の専門家により、審査を行います。
(6)応募の際の記載事項
①部門(「盲学校の部」または「一般の部」)
②アイディアの名称
③対象者
④アイディアの詳しい内容
⑤アイディアのアピールポイント
⑥氏名
⑦年齢(学年)
⑧性別
⑨住所
⑩所属(学校・所属機関名)/ご職業
⑪連絡先電話番号
⑫連絡先ファックス番号
⑬メールアドレス
(7)結果発表、表彰
①盲学校の部(最優秀賞・優秀賞・入賞)
②一般の部(最優秀賞・優秀賞・入賞)
視覚障害者関連のイベントと連動し、関係するイベントで、表彰、展示を行います。
入選者には10月5日までにご連絡します。
表彰式は、2018年11月3日(土・祝)に、東京都墨田区で開催される「サイトワールド2018」で行う予定です。
(8)アイディアの権利に関して
応募したアイディア・イラストの権利は、応募者のものとなります。
特許・実用新案などを、取得している作品は、そのことも記載してください。
また、特許・実用新案の取得を希望される場合は専門機関をご紹介可能ですが、費用等は、応募者の負担となります。
(9)個人情報と応募作品の取扱い
アイディア募集で知り得た情報に関しましては、このコンテストの目的以外には使用しません。
受賞者・受賞作品は授賞式の後、主催者等のホームページなどでもご紹介させて頂きますのでご了承ください。
なお、応募された作品はご返却致しませんので、予めご容赦ください。
ご応募お待ちしています!
アイディア送付先(アイディアの送付とお問い合わせは、次のどちらの団体でも受け付けています。)
社会福祉法人 日本点字図書館 とっておきのアイディアコンテスト係
〒169‐8586 東京都新宿区高田馬場1‐23‐4
TEL:03‐3209‐0241㈹
FAX:03‐3204‐5641
nitten@nittento.or.jp
公益財団法人 共用品推進機構 とっておきのアイディアコンテスト係
〒101‐0064 東京都千代田区神田猿楽町2‐5‐4 OGAビル2F
TEL:03‐5280‐0020
FAX:03‐5280‐2373
jimukyoku@kyoyohin.org
《 第44回全国盲人文芸大会開催要綱並びに応募要領 》
1 目的
文芸を通して視覚障害者の情操を耕し、豊かな心の目を養いながら相互理解と友情の輪を広げることを目的とする。
2 主催
社会福祉法人日本盲人会連合
3 後援(予定)
厚生労働省、文化庁、東京都、NHK
4 応募規程
(1)作品の種類 「短歌」、「俳句」、「川柳」、「随想・随筆」の4部門とし、自作、未発表の作品に限る。
(2)応募資格 視覚障害者
(3)応募方法
①短歌、俳句、川柳は、1人3首又は3句以内。
随想・随筆は、点字の場合1行32マス250行以内、墨字の場合400字詰原稿用紙10枚以内。
②川柳の課題は「空気」と「こちら」の2題。
3句のうちでどのように使ってもよい。
他部門は自由。
③参加料は、短歌、俳句、川柳は、1部門1,000円。
随想・随筆は、1,500円。
2部門以上応募するときは、それぞれの参加料を加算する。
④応募用紙は、部門ごとに別々の用紙を用い、1行目に部門、2行目から住所、氏名、電話番号、次の行から作品を書く。
氏名には必ず読み仮名をつけること。
点字で応募する場合:できるだけ墨字を書き添えること。
固有名詞には必ず墨字を書き添えること。
間違い易い語句には簡単な注釈を付けること。
墨字またはメールで応募する場合:固有名詞には必ずふりがなを付けること。
⑤応募の際は、必ず参加料【現金(現金書留封筒を利用すること)・小為替又は切手】を同封し、封筒には墨字で住所、氏名を明記する。
メールで応募の場合は、入金方法と入金日を明記すること。
⑥応募作品の送付と入金の両方が確認された時点で応募を受け付けたこととする。
⑦郵送にて応募の際、他人の作品は同封しない。
⑧作品の送り先
社会福祉法人日本盲人会連合文芸係
〒169-8664 東京都新宿区西早稲田2-18-2
jim@jfb.jp
※メールで応募の場合は件名に【文芸作品応募】と記載すること
郵便振替口座 00170-9-48326
⑨募集期間 平成30年6月1日から7月31日(当日消印有効)
5 審査及び表彰
(1)審査員
①短歌:佐佐木幸綱先生 池田はるみ先生 黒岩剛仁先生
②俳句:松井国央先生 高野ムツオ先生
③川柳:西出楓楽先生 川端六点先生
④随想・随筆:堀越喜晴先生 斎藤恵子先生
(2)表彰
優秀な作品には厚生労働大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞、NHK会長賞、日盲連会長賞を贈る予定。
6 入選者発表
日盲連情報誌「点字日本」、「日盲連アワー」等で発表する。
7 作品集
応募作品を点字、墨字で刊行。
応募者に送付する。
俳句・短歌・川柳は、全作品、随想・随筆は、入選作品を掲載。
応募の際、点字版、墨字版の希望を明記すること。
日盲連結成70周年記念の記念品として、過去の入賞作品と本年度分の応募作品の作品集(デイジー版)を参加者に送付する。
8 問合せ先
社会福祉法人日本盲人会連合文芸係
〒169-8664 東京都新宿区西早稲田2-18-2
電話 03-3200-0011
FAX 03-3200-7755
《 第53回NHK障害福祉賞 》
障害のある人と支える人の体験記録の募集
応募に関する詳細はお問い合わせください。
NHK障害福祉賞は障害福祉への関心や理解を深めるため、毎年、障害のある人自身の体験記録や障害児・者の教育・福祉の実践記録を募集しています。
みなさんの思いを込めた作品をお待ちしております。
募集期間 平成30年6月1日(金)~ 7月31日(火)当日消印有効
募集部門と内容 2部門で、文章による記録(作文)を募集します
第1部門 障害のあるご本人の部門です。
学校や施設での生活、自立や就労への挑戦、また自分の生きてきた道など、あなた自身の体験の記録をお寄せください。
第2部門 障害のある人とともに歩んでいる人の部門です。
教育・指導の実践、親と子の成長の記録、仕事や行事を通しての交流など、ともに生きてきた体験記をお寄せください。
[主催] NHK、社会福祉法人 NHK厚生文化事業団
応募規定
・自作の未発表の作品に限ります。
・字数は8,000字以内。
点字の場合は、32マス×450行以内。
自分で書くことが難しい場合、代筆(清書・口述筆記など)でも構いません。
代筆者名を書いてください。
・応募要項記載の応募票を記入のうえ、作品に添付してください。
・著作を職業としている方の応募はご遠慮ください。
・応募作品は返却しません。
また、選考過程に関する問い合わせにはお答えできません。
※入選作品の著作権は主催者に帰属します。
入選作品はNHKの番組で放送される場合があります。
※入選発表の際は、名前、障害名(障害者との関係)、年齢、居住地を作品とあわせて公表します。
ご了承のうえご応募ください。
作品の送り先・問い合わせ先 NHK厚生文化事業団 「障害福祉賞」係
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-4-1 第七共同ビル
TEL (03)3476-5955(平日10時~18時)
FAX (03)3476-5956
ホームページ https://www.npwo.or.jp/info/9191
※作品は郵送するかホームページからご応募ください。
ファクスは問い合わせのみ応じます。
賞 ・最優秀 …… 全作品から1編〈賞金50万円〉
・優秀 ……… 各部門から2編〈賞金20万円〉
・佳作 ……… 各部門から若干〈賞金 5万円〉
・矢野賞 …… 全作品から1編〈賞金20万円〉
矢野賞は、NHK厚生文化事業団の初代理事長 矢野一郎氏の功績を記念して設けた賞です。
長年にわたる体験・実践記録を対象に、特にすぐれた1編に贈ります。
入選・作品発表
○11月に全応募者に結果を通知します。
○12月に入選者(最優秀、優秀、矢野賞)への贈呈式を NHK放送センター内(東京)で実施、あわせて入選作品集を発行します。
《 声 》
前世の記憶 続編 2(全3)
K M
今回は、イアン・スティーブンソン著「前世を記憶する子供たち ヨーロッパ編」より、ナチスのユダヤ人強制収容所の記憶を持つ子供の事例をご紹介します。
デヴィッド・ルウェリンの事例
デヴィッド・ルウェリンは1970年にイングランドのチェスターで生まれた。
(中略)デヴィッドはわずか2・3歳の頃から極度の恐怖に襲われ、夜中に目を覚ますようになった。
その時にはいつも体を震わせていた。
その後、右から左に向って文字を読み書きするという変わった行動を見せ始めた。
デヴィッドは母親によれば、通常の方法で得たはずのないユダヤ人の習慣に関する知識を示した。
1940年代に起こったユダヤ人大量虐殺のさなかの強制収容所や殺害の記憶のように思われる場所や出来事について説明したのである。
幼児期を通じてデヴィッドは、そうした自分を悩ませる場面について話したがっていたように見える。
ところが、そのような話をしても、その記憶がもたらす恐怖から逃れることはできなかったのである。
デヴィッドの記憶は断片的ではあったが、アウシュヴィッツ・トレブリンカなどの強制収容所の特徴と一致していた。
そこにいた人の多くはユダヤ人だったこと、縞模様の囚人服を着ていたこと、わずかな食料しか与えられず骸骨のように痩せていたこと、髭をそり落とされたり頭を丸刈りにされていたこと、などである。
デヴィッドは小さな部屋で寝ることを怖がり、自分の部屋のドアを強迫的にあけておきたがった。
夜になると異臭がすると訴えることもしばしばあった。
「息苦しくて死にそうだ」とも言っていた。
強制収容所では、被収容者たちは浴室と呼ばれる部屋に連れて行かれ、シアン化水素やエンジンの排気ガスに含まれる一酸化炭素で殺害された。
デヴィッドを苦しめていた異臭は、そうした毒ガスのイメージに由来するのかもしれない。
ある時デヴィッドは食事の中に血が混じっていないかと質問し、母親を驚かせた。
血を食べてはならないという掟はユダヤ教徒であれば誰でも知っている。
デヴィッドは左から読み書きすることを学んだ後も、11歳になるまで時折右から左へ読み書きする癖が戻ってきた。
これもユダヤ人の習慣である。
デヴィッドは野営に対しても強い恐怖心を示した。
ある時、母親はデヴィッドをキャンプ場へ連れて行こうとしたことがあった。
それに対してデヴィッドは激しく抵抗した。
母親は、そういうキャンプ場に行けば、みんなが休日を楽しく過ごせることを説明した。
ところがデヴィッドは「いやだ、そんな所に行っても楽しくなんかない、みんな閉じ込められて、寒くて、おなかがすいて怖がるんだ、みんな絶対に出られないんだから」と答えたのである。
キャンプ場と強制収容所のイメージ記憶がどこで結びつくのかはわからないが、キャンプ場という単語には幼い子供に忌わしい前世を想起させる響きがあったのかもしれない。
デヴィッドにはもう一つの忌わしいイメージ記憶があった。
それは暗くて深い穴がたくさんあって、その中に人の体が幾つも詰め込まれているという場面であった。
このことも強制収容所の特徴と一致している。
ドイツ軍はユダヤ人を殺害した後、眼鏡や金歯をはずして死体を穴に投げ入れ、ガソリンで焼却したのである。
そのため、肉が焦げる臭いや腐敗する臭いがほとんど毎日立ち込めていた。
デヴィッドが訴えた異臭の正体はシアン化水素やエンジンの排気ガスだけではなかったのかもしれない。
デヴィッドはドイツ人を激しく嫌悪していた。
憎んでいたと言ってもよい。
一方ではユダヤ教の教会に関心を示し、中に入りたいとも言った。
教会に出入りする人の姿は見えなかったが、デヴィッドは「あの中にいる人たちはみんな帽子をかぶっているんだ」と言ったのである。
(注)敬虔なユダヤ教徒は人前では常に帽子をかぶっている。
この事例には一つ難点があります。
本人が前世の人格の名前を覚えていないため裏づけ調査が行なわれていないことです。
仮に名前を覚えていたとしても強制収容所に関する正確な記録(たとえば名簿)が保存されているのかという問題もあります。
しかしながら、テレビや書籍などから情報を得ることのできない幼子が強制収容所の生々しい惨状を、なぜ語ることができたのかという疑問に対して合理的な答えを思いつく人はいないでしょう。
スティーブンソン教授も、この一点を重視して報告事例に加えたのだと思います。
《 PCVOL・OPKの例会日のお知らせ 》
30年度も、センター3階で、PCVOLとOPKによる音声パソコン等のサポート、勉強会が予定されています。
PCVOLの例会は原則第2日曜日の10時~16時です。
第2会議室または第3会議室を利用します。
また、OPKの例会は原則第4日曜日の13時~16時で、すべて第2会議室で行ないます。
PCVOLもOPKもともに、主に音声パソコン関連のサポートをしているグループですが、最近はアップル関連のタブレットのサポートもしています。
音声パソコンやアップルのiPad・iPodに興味はあるが、まだあまり使ったことのない方にも対応してくれますよ。
まだ音声パソコンやアップル製品を使われたことのない方、チャレンジしてみませんか?きっと新しい世界が広がることを実感してもらえると思います。
センターには音声パソコンとアップル製品があります。
ともにインターネットに接続できるため、様々な体験が可能です。
当日館内利用も可能ですが、体験されたい方は予めご連絡ください。
iPhoneとiPad・iPodとの違いは、電話ができるかどうか、ナビがいつでも利用できるかどうかの違いです。
以下PCVOLとOPKの例会日です。
◇PCVOLの例会日
平成30年 7月 8日(3)
8月12日(3)
9月 9日(3)
10月14日(3)
11月25日(2)(岡山マラソンが第2日曜にあるため、OPKと共催)
12月 9日(2)
平成31年 1月13日(3)
2月10日(3)
3月10日(2)
◇OPKの例会日
平成30年 7月22日
8月26日
9月23日
10月21日
11月25日
12月23日
平成31年 1月27日
2月24日
3月24日
《 岡山県視覚障害を考える会の行事予定 》
どうしてますか交流会の開催日
30年度も以下の日程で交流会を予定しています。
ふるってご参加ください。
目の不自由な方と家族の集い“どうしてますか交流会”
目が不自由になってこんな事が困った、何かいい方法ないかな。
いろんな悩みや思いを聞いたり話したりしてみませんか。
そんな思いで、集いの場“どうしてますか交流会”をほぼ毎月開催しています。
目の不自由な方、ご家族の方々、お気軽にご参加ください。
1.日時 時間はすべて10時~12時です。
平成30年 7月29日
9月 2日
10月 7日
11月23日(金曜日 忘年会 まつのき亭)
平成31年 1月27日
3月10日
2.会場 ひまわり福祉会館2階
岡山市北区大供2-4-25
電話 086-222-8619
3.対象 目の不自由な方と家族の方々
4.参加費 200円
5.申込み 不要
主催 岡山県視覚障害を考える会
《 ろばの耳より情報 》
A 岡山出身の大原孫三郎に関するシンポジウムが9月に催されます。
サピエで関連図書を検索してみました。
点字録音ともに以下の2冊がありました。
①大原孫三郎 善意と戦略の経営者 兼田 麗子著
②わしの眼は十年先が見える 大原孫三郎の生涯 城山 三郎著
慈愛と福祉の先駆者たち第2回のご案内
下駄と靴をはいた経営者 大原孫三郎
日時 2018年9月21日(金曜) 14時から16時30分(予定)
場所 山陽新聞社本社ビル さん太ホール(岡山市北区柳町2-1-1)
内容 シンポジウム慈愛と福祉の先駆者たち2「下駄と靴をはいた経営者 大原孫三郎」
対象 どなたでも
料金 無料
主催・共催 公益財団法人山陽放送学術文化財団
申込 不要
お問い合わせ 公益財団法人山陽放送学術文化財団
TEL 086-225-5541
B 五感で楽しむ、ぐるり富山
旅行期間:2018年8月19日(日)から8月22日(水)までの4日間
*2名様1室利用の1名様料金:概算旅行代金:179,000円
旅行手配締切日:2018年7月30日(月)
五感で楽しむ旅、第142弾は、黒部・宇奈月/高岡・氷見/五箇山/富山/立山エリアを巡る魅力たっぷり、ぐるり富山です。
◎黒部・宇奈月エリアでは、黒部渓谷とトロッコ電車で行く秘境を楽しみ、日本一の透明度を誇る宇奈月温泉で疲れを癒します。
◎高岡・氷見エリアでは、優美な帆船・海王丸の見学、氷見漁港場外市場(ひみ番屋街)の散策と絶品回転寿しの昼食、鋳物作り体験や国宝瑞龍寺の見学を楽しみます。
◎五箇山エリアでは白河郷と並ぶ合掌造りの里、相倉集落(世界遺産)の散策を楽しみます。
◎富山エリアでは、おわら風の盆鑑賞と名物、鱒寿しの昼食を満喫。
◎立山エリアでは、立山黒部アルペンルートを横断、弥陀ヶ原の散策やトローリーバスやロープウェイ、ケーブルカーなどを乗り継ぎ、大観峰や黒部平を楽しみながら大迫力の黒部ダムへ。
旅行手配:株式会社ティーム コム(コムツアー)
日程表の内容
1日目(08月19日(日))食事:昼食、夕食 [宇奈月温泉泊]
08時15分:東京駅に集合
08時44分:はくたか555号にて東京駅を出発
11時12分:黒部宇奈月温泉駅に到着
11時45分:柏やにて「富山味覚膳」の昼食
13時11分:宇奈月駅発、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車にて風や車輪の音を体感しながら日本一のV字渓谷を楽しみます
14時33分:欅平駅に到着 奥鐘橋や人喰岩、川原展望台をめぐります
15時19分:欅平駅を出発
16時35分:宇奈月駅に到着、専用バスにてホテルへ
17時00分:ホテル着
19時00分:ホテルにて夕食
2日目(08月20日(月)) 食事:朝食・昼食・夕食 [五箇山温泉泊]
07時00分:ホテルにて朝食(和食セット)
08時15分:専用バスにて、ホテル出発
09時30分:射水、海王丸パークに到着 海の貴婦人と称される帆船、海王丸の見学
11時15分:氷見、きときと寿司にて、絶品回転寿しの昼食
12時10分:氷見場外市場(ひみ番屋街)散策とお買い物
13時20分:高岡、鋳物工房「利三郎」にて鋳物作り体験に挑戦 世界で1つだけの「ぐい飲み」を作ります!
15時00分:国宝、瑞龍寺(禅宗寺院建築代表作、前田利長の菩提寺)
16時40分:五箇山温泉のホテルに到着
18時30分:ホテルにて夕食
3日目(08月21日(火)) 食事:朝食・昼食・夕食 [室堂泊]
07時00分:ホテルにて朝食(和食セット)
08時15分:ホテルを出発
08時30分:五箇山、相倉合掌造り集落の散策(世界遺産)日本の原風景が広がる山間の里を楽しみます
11時15分:富山、「おわら風の盆」鑑賞(甲高く響き渡る歌声、哀調ある三味線と胡弓の音色、優美な踊りが一体となった幻想的な雰囲気を体感!)
12時10分:ますの寿司本舗 源にて「ますの寿司」の昼食
早く食べ終えた方は、すしミュージアム見学も
14時00分:立山黒部アルペンルート「弥陀ヶ原の散策」
ラムサール条約登録の大湿原(木道整備)を楽しみます、たくさんの高山植物も見頃です
16時30分:ホテル着
19時00分:ホテルにて夕食
4日目(08月22日(水)) 食事:朝食
07時00分:ホテルにて朝食(バイキング)
08時30分:ホテルを出発
08時45分:立山ホテル(駅)よりトンネルトローリーバスにて大観崎へ
*大観崎(アルペンルート屈指の絶景) ロープウェイにて黒部平へ
*黒部平(谷あいから立山連峰を一望) ケーブルカーにて黒部湖へ
*トンネルトローリバス、ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継いでホテルから黒部湖まで参ります
黒部ダム(日本最大級のアーチ式ダム)
12時頃:レストハウスにて昼食(各自負担)名物、ダムカレーをお召し上がりください!
13時05分:関電バスにて黒部ダムよりトンネルを抜けて扇沢(長野県)へ
13時21分:扇沢に到着(長野県大町市)
13時30分:路線バスにて扇沢から信濃大町駅へ
14時05分:信濃大町駅着
15時05分:特急あずさ26号にて新宿駅へ
18時34分:新宿駅着流れ解散
C 五感で楽しむ、船旅「にっぽん丸紀行」横浜/津/横浜クルーズ
旅行期間:2018年9月19日(水)から9月21日(金)までの3日間
旅行代金:114,000円(2名様1室利用の1名様料金)
手配可能定員:20名(手配可能定員になり次第、締め切ります)
旅行申込締切日:2018年8月29日(水)
第143弾は豪華客船にっぽん丸での横浜/津(初寄港)/横浜クルーズです。
今回の目玉は、なんと言っても「南こうせつスペシャルコンサート」!!
横浜港、出港前にっぽん丸メインホールにて70年代フォークをはじめだれもが一度は口ずさんだ名曲の数々を楽しみます。
航海中のエンターテイナーは、山宮るり子ハープトリオのメインコンサートをお楽しみください。
今回訪れる「津」は昔、安濃津と呼ばれ博多津(福岡県)、坊津(鹿児島県)と並んで日本三津のひとつとして栄えた名港であったと伝えられています。
そんな津松阪港へ、にっぽん丸が初寄港。
市内には名所旧跡が残り当時の面影を今に残しています。
日本の客船ならではの大浴場や細かいおもてなしの心遣いもうれしいにっぽん丸。
食事が美味しいのも自慢のひとつ、ご堪能ください!!
◎参加資格、視力障害をお持ちのお客様へ介護者同伴を原則とさせていただきますが、単独行動可能な方はお1人でのご参加も可能です。
ただし、相部屋の方がいない場合に限り1人部屋利用の旅行代金となります。
また、視覚障害者単独での参加希望で尚且つ介護者が必要な方の場合は別途68,400円の追加料金にて、ご参加いただけますが一人部屋希望の場合、介護者の一人部屋使用料分もご負担いただく場合もございます。
1日目 9月19日水 食事:夕食 [にっぽん丸泊]
15時00分:横浜港・大桟橋に集合
15時30分:にっぽん丸乗船開始
16時頃:南こうせつスペシャルコンサート(船内ドルフィンホール)
数々の名曲を生み出してきた日本を代表するシンガーソングライター。
いまだに衰えることのない歌声をお楽しみください!!
18時頃:2階メインダイニング「瑞穂」にて夕食
21時00分:にっぽん丸、横浜港を出港
2日目(9月20日 木 食事:朝食、昼食、夕食 [にっぽん丸泊]
07時00分:メインダイニング「瑞穂」にて朝食(和食セット、洋食ビュフェ)
11時00分:にっぽん丸、津松阪港に到着
11時30分頃:津松阪港への上陸は通船となります(通船:にっぽん丸のデンダーボートまたは、現地の船に乗換をして上陸しますが天候によっては上陸出来ない場合もございます)
オプショナルツアー参加の方々の下船
17時00分:にっぽん丸、津松阪港を出港
夕食後は、メインショーや船内イベントをお楽しみください
3日目 9月21日 金 食事:朝食
07時00分:メインダイニング「瑞穂」にて朝食(和食セット、洋食ビュフェ)
にっぽん丸、東京湾入湾、ベイブリッジ通過や大桟橋入港風景をお楽しみください
09時00分:にっぽん丸、横浜・大桟橋に到着
09時半頃:船内アナウンスに従って、下船、流れ解散!
エンターティナーのご紹介
南こうせつスペシャルコンサート
1970年デビュー「かぐや姫」を結成し「神田川」「赤ちょうちん」「妹」「なごり雪」「22才の別れ」など数々のミリオンセラーを記録。
今回は船内コンサートのみ、クルーズへの同行はございません(船に弱いらしい)
山宮るり子 ハープ・トリオ
ハープ奏者の山宮るり子、ヴァイオリニストの正戸里佳、チェリスト水谷川優子でお届けする今回だけのスペシャルなトリオ
オプショナルツアーのご案内
「東海道 関宿の散策 無料」
「三井家発祥の地松阪歴史散策と松阪牛の昼食 19,000円」
「なばなの里でコスモス鑑賞 8,500円」
D PTR3の出荷再開日について
1.PTR3の出荷再開日 2018年6月12日(火)
・無線ネットワーク通信機能搭載仕様となります。
・無線ネットワーク通信機能搭載仕様のため、有線LANケーブルは付属いたしません。
今後はPTR3オプションパーツとしてご購入いただけるよう弊社にて準備を整え、別途ご案内をいたします。
2.機能拡張有料プログラムの発売について
・正式商品名が、「PTR3お楽しみ機能追加オプション」に決定しました。
PTR3お楽しみ機能追加オプションのご案内
URL http://www.plextalk.com/jp/2018/06/01/6771/
①ご利用いただける追加機能
インターネットラジオ機能
・ラジコで、今いる地域のラジオ放送が楽しめます。
・音楽放送が充実しているvTunerにも対応します。
点字ファイルの読み上げ機能
・蔵書が豊富な点字ファイルを音声で読み上げ。
BES、BSEに対応します。
ワード文書、PDF読み上げ機能
・ワード文書やPDF文書を音声で読み上げ、資料確認などに活躍。
ポッドキャスト機能
・お好みのチャンネルの聴きたいエピソードをお好きな時間に楽しめます。
音楽再生機能
・WMAとOgg Vorbisの音声再生に対応します。
②価格 16,000円(税別)
③発売時期 2018年8月予定
④備考 SDカードでのご提供となります。
・本オプションの入ったSDカードをPTR3に挿入してプログラムを追加します。
E「諦めなければ夢は叶う」 濱田祐太郎講演
一般社団法人 新見青年会議所創立50周年記念青少年育成事業
R-1ぐらんぷり2018・16代目王者 漫談家濱田 祐太郎 氏講演会
「諦めなければ夢は叶う」
講師:濱田祐太郎(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)
約3万人に1人の割合で発症する先天性緑内症のため、生れつき左目が見えず右目も明暗がわかる程度。
小学6年生の秋、テレビでピッキーズやハリガネロックなどのしゃべくり漫才を聞いてお笑に夢中になり中学生の時芸人になる決意をする。
高校は兵庫県立視覚特別支援学校に進学。
卒業後はマッサージ師としてのアルバイト経験を経て、NSC大阪35期生として入学する。
翌年4月、漫談家としてデビュー。
NHK新人お笑い大賞決勝進出。
R-1ぐらんぷり2018・16代目王者
日時 平成30年9月2日(日)
開場/14:00
開演/14:30
入場無料(事前申し込みが必要です)
場所 新見公立大学 体育館 岡山県新見市西方263-2
定員 300名 (定員になり次第締切)
対象 中学校・高校・大学生(一般の方はお問い合わせください。)
申込締切: 7月31日火曜日
メールでの申込 niimi_jc_50th@yahoo.co.jp
下記必要事項を明記の上、メール送信をお願いします。
①氏名(ふりがな)
②生年月日/年齢
③性別
④学校名/学年
⑤電話番号
⑥郵便番号
⑦住所
⑧メールアドレス
⑨保護者連絡先(緊急連絡用)中高生の方は必ず保護者の方の同意を得てください。
⑩濱田祐太郎氏への質問
※メールを送信後3日以内に受付完了メールが届かない場合は、大変お手数ですが事務局までお問合せ下さい。
※当イベント終了までは、主催者とのメールのやり取りができるように設定・対応をお願いいたします。
直接申し込み
新見商工会館2階事務局に申込用紙をご持参ください。
岡山県新見市高尾2475-7 新見商工会館2階事務局
※お電話でのお申込みは承っておりません。
※付き添う・お手伝いが必要な方はお申しつください。
主催 一般社団法人新見青年会議所
岡山県新見市高尾2475-7 新見商工会館2階事務局
お問い合わせ 0867-72-2139 平日9:00~17:00(担当 吉田)
《 人気のある点字図書のご案内 》
サピエ図書館の点字図書リクエストランキングの中から選んでご案内いたします。
どうぞご利用ください。
今月は12タイトルあります。
現在全国でリクエストの多い図書のため予約になるかもしれませんが、お待ちくださいますようお願いいたします。
また、同タイトルの録音図書が貸出可能な場合も多いですので、録音図書がご希望の場合はその旨お知らせください。
分類のあとに該当するタイトルを並べています。
それぞれのタイトルについては、書名、著者名、原本出版年、点字巻数の順に記載しています。
・日本史 「教科書から消えた日本史 学校で習った「歴史」は間違いだらけ」河合 敦 著 2008年 3巻
・地理、地誌、紀行 「青空の国・モンゴル 「帝国創立」800年を迎える」木村 毅 著 2003年 3巻
・医学 「お父さんの失明は私が治してあげる 娘の顔も知らないお父さん、だから私は眼科医になりました」西田 朋美、西田 稔、大野 重昭 著 2001年 4巻
・工芸 「刀の日本史(講談社現代新書)」加来 耕三 著 2016年 4巻
・音楽、舞踏 「あきらめない 脳梗塞からの挑戦」西城 秀樹 著 2004年 3巻
・日本文学小説 「青空の卵(創元推理文庫)」坂木 司 著 2006年 5巻
「領地の乱 書き下ろし長編時代小説(二見時代小説文庫 公家武者松平信平 12)」佐々木 裕一 著 2015年 4巻
「いのち」瀬戸内 寂聴 著 2017年 4巻
「刀十郎と小雪(幻冬舎文庫 首売り長屋日月譚)」鳥羽 亮 著 2009年 4巻
「ピーター・パン(竹書房文庫 ディズニー・クラシックス 1)」塙 幸成 ノベライズ 2003年 3巻
「マスカレード・ナイト」東野 圭吾 著 2017年 7巻
・日本文学エッセイ 「夫の後始末」曽野 綾子 著 2017年 2巻
《 新刊案内 》
センターで新しく受け入れた図書をご紹介します。
どうぞご利用ください。
今月は、デイジーが16タイトル、点字が7タイトルです。
貸出中の場合は予約になりますが、お待ちくださいますようお願いいたします。
返却期限は図書が届いてからお手元に2週間です。
延長を希望される場合は、ご連絡をお願いいたします。
また、ご利用いただける図書は、目録や新刊案内にあるものに限りません。
書名がわからない場合でも、ご希望の著者や内容などからお探しします。
当センターで所蔵していないものは、全国のネットワークを利用してお探しします。
ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
●録音図書
◎一般向け図書
〇哲学(2タイトル)
書名 極上の孤独(幻冬舎新書)
下重 暁子 著
デイジー4時間11分
発行 幻冬舎 2018年
内容 まわりに自分を合わせるくらいなら、ひとりでいるほうが何倍も愉しく充実する。成熟した人間だけが到達できる境地でもある。ひとりを愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。
書名 君たちはどう生きるか(ワイド版岩波文庫)
吉野 源三郎 著
デイジー10時間58分
発行 岩波書店 2006年
内容 「人生いかに生くべきかという問いは、常に社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならない」というメッセージを、主人公コペル君の精神的成長に託して伝える。
〇社会科学(1タイトル)
書名 知立国家イスラエル(文春新書)
米山 伸郎 著
デイジー6時間25分
発行 文芸春秋 2017年
内容 ノーベル賞受賞者数、研究開発費、博士号保有者数…。人口比で世界一の知的レベルの高さを誇るイスラエル。驚異のハイテクベンチャー、軍の超エリート教育など、イスラエルの「知的執着」の源泉に迫る。
〇芸術・美術(1タイトル)
書名 ブラッド・エルドレッド 広島を愛し、広島に愛された男
ブラッド・エルドレッド 著
デイジー4時間10分
発行 洋泉社 2018年
内容 驚いた“野球”と“ベースボール”の違い、日本での素晴らしい仲間たち、広島でジャパニーズ・ドリームを掴むまでの半生…。カープ史上最強の助っ人が初めて明かす、広島への思い、そして成功哲学。
〇言語(1タイトル)
書名 あなたの話の9割は相手に伝わっていません。
松本 幸夫 著
デイジー4時間7分
発行 アスコム 2013年
内容 自分の言いたいことや気持ちが、相手に伝わらないことが多くはないだろうか? 実はその原因は、相手ではなく自分自身にある。伝わる話し方ができない人の問題点を指摘し、それを解決するための道筋を伝える。
〇文学(4タイトル)
書名 水上の杯 小説関藤藤陰伝・老年時代
栗谷川 虹 著
デイジー12時間49分
発行 作品社 2012年
内容 水戸藩・島津藩の内紛解決、福山藩校改革、日米和親条約の下準備、日露和親条約に基づく国後・択捉島の踏査など、数々の下工作を達成しつつも、謙譲ゆえに忘れられた賢人・関藤藤陰の老年時代を描く。「四方の波」の続編。
書名 破門
黒川 博行 著
デイジー12時間1分
発行 KADOKAWA 2014年
内容 映画製作の出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪した詐欺師を追い、ゴロツキを病院送りにした桑原だったが、相手は本家筋の構成員で…。“疫病神”シリーズ。
書名 去年の冬、きみと別れ
中村 文則 著
デイジー4時間47分
発行 幻冬舎 2013年
内容 ライターの「僕」は、2人の女性を殺した容疑で逮捕され、死刑判決を受けた被告の面会に行く。調べを進めるほど、事件の異様さに飲み込まれていく「僕」。被告や周囲の狂気が暴走し、真相は迷宮入りするかに思われたが…。
書名 マスカレード・ホテル
東野 圭吾 著
デイジー12時間46分
発行 集英社 2011年
内容 都内で発生した連続殺人事件。あるホテルがターゲットとして浮上し…。東野圭吾史上、最高に華麗な世界と結末。待望のニューヒーロー誕生!
●点字図書
◎一般向け図書
〇産業(1タイトル)
書名 グッド・フライト、グッド・ナイト パイロットが誘う最高の空旅
マーク・ヴァンホーナッカー 著 岡本 由香子 訳
点字6巻
発行 早川書房 2016年
内容 現役の旅客機パイロットが、上空で見た感動の絶景と自然の神秘、人間の叡智を結集させた飛行の技法、空を仕事にする人々の愛すべき姿について語り尽くす。飛行機に乗るのが待ち遠しくなる一冊。
〇芸術・美術(1タイトル)
書名 いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング
飯山 晄朗 著
点字2巻
発行 秀和システム 2015年
内容 いまどきの子も、やる気を出しさえすれば、驚くほどのすごい成果を上げてくれる。名門高校野球部を半年で復活させたメンタルコーチが、やる気を引き出すための「コツ」を紹介する。
〇文学(3タイトル)
書名 剣と十字架 書き下ろし長編時代小説(双葉文庫 空也十番勝負 青春篇 4)
佐伯 泰英 著
点字4巻
発行 双葉社 2018年
内容 仇討ちを企む薩摩の刺客から逃れるため、五島列島へと向かった坂崎空也。平和な島で武者修行を続けるが、不穏な影が忍び寄り…。
書名 夢三夜(文春文庫 新・酔いどれ小籐次 8)
佐伯 泰英 著
点字4巻
発行 文芸春秋 2017年
内容 新年、宴席つづきの小籐次を刺客が襲った。難なく撃退したが、刺客は雇い主の矢に射抜かれて死に、その矢を見たおりょうが驚愕の声を発した。おりょうは何に気付いたというのか。
書名 青い海の宇宙港 春夏篇
川端 裕人 著
点字5巻
発行 早川書房 2016年
内容 小学校6年生、天羽駆たちは、ロケットの発射場がある島の小学校の宇宙遊学生として1年を過ごす。島の豊かな自然を体験しつつ、夏休みのロケット競技会へ参加する模様を描く、少年の成長物語。