岡山県視覚障害者協会の広報誌を掲示しています。

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岡星寮
岡山県視覚障害者センター

視覚障害者センターだより 平成28年(2016年)5月(通巻308号)

視覚障害者センターだより ~ロバと五つのにんじん~

平成28年5月(通巻308号)

発行 岡山県視覚障害者センター

  郵便番号 700-0927 岡山市北区西古松268-1
  電話 086-244-1121
  FAX 086-244-1043
  Eメール ossfc@nifty.com


 声の欄は随時募集しています。内容とその形式は問いませんが、ワープロやエディタのデータ、あるいはメールが可能な方は、これらでいただければ大変助かります。皆さまからの原稿をお待ちしています。読み始めたら途中でやめられなかった面白い本、おいしかった飲食店、便利グッズ、趣味など何でもけっこうですので、ぜひ声の欄に原稿をお寄せください。

 訂正 4月号でご紹介しましたブラインドテニス「ひろいまっせ岡山」の練習場所の岡山市障害者体育センターの電話番号が違っていました。
 正しい番号は、086-223-5480です。

 センター便りは、ほぼ同文のものをセンターの点訳・音訳奉仕員に配布しています。「声」欄の内容を奉仕員にもお届けすることになりますので、ご了承ください。

 今月の内容 
   お知らせ(3件)
   ・ふきの会解散について

   ・27年度利用者アンケート結果分析その1

   ・4月28日から、岡山駅東口広場のバス乗り場が変わっています。

   ・岡山駅地下 店舗リニューアル工事のお知らせ

   ・PCVOL・OPKの紹介と例会日のお知らせ

   ・どうしてますか交流会の案内

   ・アイ・ヨガ教室と親睦会の案内

   ・青い鳥葉書 無料配布受け付けが4月1日から始まっています。

   ・声 「私の地元歩行訓練体験記と訓練施設入所の必要性」2回目(終)

   ・平成28年度 岡山県障害者スポーツ教室の案内

   ・新刊案内をお伝えします。


《 お知らせ 》

 1.2016年6月の休館日と図書整理日
 休館日は毎週火曜日です。図書整理日は23日の第4木曜日です。この日は終日留守番電話対応とさせていただきます。

 2.センターの1~3階の車いす用トイレが全面的にリニューアルされたことを前号でお知らせしました。
 その後、入口の前にソフトマットが設置されました。
 これは建物内で、視覚障害者を歩行誘導するもので、ソフトマット(ほどうくん)といい、様々な色があるとのことですが、今回のものは黄色です。

 3.2月のアンケートの自由記述で、多くの方から様々なご意見や要望をいただきました。その中の一つに盲聾者の方から県内の動きや事件など身近な情報が欲しいとの声が寄せられました。今でも音声パソコンユーザーは様々なニュースを聞かれています。音声の代りに点字ディスプレイに出力すれば、音声同様ニュースの触読ができます。
 でもこれを実現するにはいくつか条件があります。
 その条件とは、①インターネットに接続できる環境にあること。②PCTALKERの入ったパソコン。PCTALKERは音声出力だけでなく、自動点訳し、点字ディスプレイへ出力します。③ニュースの閲覧ができるソフトとして、ボイスポッパーやマイニュースツー。④点字ディスプレイが必要です。
 仮に環境が整っても、パソコンの操作法が大きな課題になりますが、触読は可能です。
 これらを使い先程点字ディスプレイで山陽新聞のニュースを触読してみました。PCTALKERが点訳した文書は、少しマスあけと漢字の変換に課題がありましたが、内容把握に関しては問題なさそうでした。
 別の方法として点字PDAのブレールセンスオンハンドUミニを利用する方法もあります。これ単体でインターネット上の様々な情報が触読できます。小さくて軽く、便利ですが、点字が18字しか出ません。これも無線lanのインターネットの環境が必要です。
 盲聾者の方は、視覚単一障害者よりもはるかに情報入手が困難と思われますが、インターネットに繋がっている情報であれば、基本的には音声パソコンユーザーとそんなに差はないと思われます。視覚単一障害者が普段聞いているところを、盲聾者は点字ディスプレイに出力された文字を触読することになります。情報を耳で聞くか、指で触読するかの違いです。知りたい情報を自分で探すことも操作に慣れてくればできるようになると思います。最後にサピエ図書館に登録されている点訳データ16万タイトル以上も当然点字ディスプレイで読めます。

  ふきの会解散について
   ふきの会元会長 石原みどり 
 熊本では大規模な地震が起き、たくさんの方が被害を被りました。早く余震が収まり、1日も早い復興を心より願っております。
 さて、私たちのふきの会ですが、数年前より徐々に会員数が減少し、それに伴い勉強会を初め様々な行事への参加者も少なくなりました。
 そして、これ以上会として存続することが困難となり、今年3月のふきの会臨時総会をもって解散することになりました。
 利用者の皆様には、これまでいろいろな場面で助けていただいたりご協力いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。
 40余年の歴史あるふきの会を解散することは、とても寂しく残念です。しかし、我々はこれからもセンター所属の一ボランティアとして音訳活動を続けます。利用者の皆さんに喜んでいただけるよう、聞きやすい間違いのない録音図書を一冊でも多く作っていくつもりです。
 毎年みなさんにも参加していただいた交流会は、今後はセンターの行事にお手伝いという形で我々も参加させていただきます。またお会いできる機会もあると思います。そのときには、気軽に声をかけて下さい。
 本当に長い間ありがとうございました。

  27年度利用者アンケート結果分析その1
 送付数 520、回答数 131、回収率は25、2%でした。
 皆さんはこの数字をどう思われますか。22年~26年度間の回収率は、約5%前後でした。27年度は、約5倍の方から回答をいただきました。
1.性別をお尋ねします。
 性別の回答数は、男性が79、女性が52、男女比はほぼ3対2でした。26年までと比べると女性からの回答が約6%増えました。

2.年齢分布
 60代以上が全体の70%以上で、10代と20代は0であった。ますます利用者の高齢化が進んでいる。

3.どちらにお住まいですか。市区町村までご記入ください。
 18の市町村の利用者から回答をいただいた。ほぼ県内の市町村の人口に比例した分布になっている。

4.現在提供しているサービス12項目の5段階評価の結果
 a.センター便り 3.9
 b.新刊案内でお知らせしている録音図書 3.6
 c.新刊案内でお知らせしている点字図書 3.2
 d.対面朗読 3.5
 e.プライベート点訳・音訳サービス 3.7
 f.初心者対象の音声パソコン講座 3.8
 g.センターが所有している日常生活用具 4.0
 h.レファレンス(図書検索・各種調査)サービス 4.2
 i.図書の貸出サービス 4.0
 j.雑誌の貸出サービス 4.1
 k.サピエ 4.5
 l.JBニュース 3.8

c.新刊案内でお知らせしている点字図書の評価が3.2でした。
 以下 担当者が分析してくれたものです。
 現在、センター便りでお知らせしている新刊は、点字図書は製作分、厚生労働省委託図書、寄贈図書です。録音図書は点字図書に追加で他館複製分を蔵書とし紹介しています。その結果、録音図書の方が点字図書よりも紹介数が多くなっています。点字図書の他館製作分をプリントアウトして蔵書とすることは、利用数があまり多くないことと、書架のスペースの問題で、現時点では行いません。
 しかし、センターでは目録や新刊として紹介していないものでも、ご利用いただける図書は多くあります。全国の情報提供施設はネットワークを組んでいます。ご希望いただいてから少しお待ちいただきますが、他館から借り受けたり、プリントアウトして貸出を行うことが出来ます。センターの新刊で紹介しているのは録音図書だが、点字図書で利用したいというご希望を遠慮なくお寄せください。逆の場合ももちろんです。紹介していない図書でも可能な限り取り寄せや製作を行います。
 また、点字図書でも録音図書でもないテキストデイジー図書があります。基本的にはテキストデータですが、見出しを立てたり階層を付けたり、音声デイジー図書と同じような構造にしています。パソコンやテキストデイジー対応のプレクストークで利用できます。ただし、読み上げソフトによる合成音声での再生で、正しく読み上げるとは限りません。パソコンを利用すれば、点字図書や録音図書ではまず不可能な文字表記を知ることが出来ます。このテキストデイジー図書はまだ歴史が浅く作成数は多くありません。また、現時点ではセンターの蔵書にはしませんので、新刊案内としてお知らせすることはありません。点字図書や録音図書を利用したが、テキストデイジー図書も利用してみたいとか、点字や録音が希望だけれどテキストデイジーしかすぐに利用できるものがない場合などに、このテキストデイジーを利用してみてください。

  4月28日から、岡山駅東口広場のバス乗り場が変わっています。
 県庁方面へ行く人は、9番・10番・11番から、法界院駅前方面へ行く人は、12番・13番乗り場をご利用ください。
 今回の乗り場変更で、あわせてほかのバス乗り場も変更になりましたので、ご注意ください。
 4月28日(木)から岡山駅東口広場のバス乗り場が方面別に変わっています。
 問い合わせ先 交通政策課 086-803-1374 岡山県バス協会 086-259-5582
 http://www.city.okayama.jp/toshi/gairokoutsuu/index.html

 新しいのりばと方面は次の通りです。
 センターに来館される場合は、4番の健康づくり財団、5番の大元駅前・汗入・児島駅方面をご利用ください。

1番のりば
岡電バス
天満屋・新岡山港・藤原団地 

2番のりば
両備・岡電バス
天満屋・日赤・玉野市・岡南飛行場・築港元町 

3番のりば
岡電バス
天満屋・市役所・労災病院・大東・岡南・日赤 

4番のりば
岡電バス
市役所・北長瀬駅・新保万倍・大学病院・健康づくり財団 

5番のりば
両備・岡電・下電バス
天満屋・中庄駅・鉄工センター・市役所・大元駅前・汗入・児島駅 

6番のりば
中鉄・備北バス
芳賀佐山団地・リサーチパーク・吉備高原・足守・高梁市 

7番のりば
岡電・中鉄バス
国立病院・津高・免許センター・天満屋 

8番のりば 降車専用

9番のりば
中鉄・岡電バス
天満屋・真庭市・県庁・岡電高屋   

10番のりば
両備バス
天満屋・県庁・西大寺 

11番のりば
宇野バス
県庁・四御神・東岡山・瀬戸駅・長岡駅前・片上・八日市 

12番のりば
宇野バス
赤磐市・美作市・法界院駅前・三野 

13番のりば
岡電バス
天満屋・岡大・妙善寺・法界院駅前・榊原病院・三野・岡山理大東門 

  岡山駅地下 店舗リニューアル工事のお知らせ

期間:平成28年5月10日~平成28年12月10日
場所:地下改札口を出た所を背にして、一番街へ降りる6段の階段までの南北のとおりです。
 現在、改札口を出て右手に券売機、輸入食品のお店、アイスクリーム屋さん、突き当りにキムラヤパンとあります。 券売機を残して輸入食品のお店のところからキムラヤパンまで工事のために仮囲いができます。したがって、点字ブロックの位置が、一番街へ降りる階段の方へ少しずれます。
 点字ブロックは、階段に沿って敷設され、隠れているキムラヤパンのところで降りるように誘導してあります。降りたところはフラワーショップです。
 点字ブロックの移設期間は、5月10日~8月31日までの予定です。
 リニューアル後のお店は、改札口を背にして、右に券売機、セブンイレブン、輸入食品のお店、突き当りがキムラヤパンとなるようです。改札口を背にして左は、焼き立てパンのお店ができるようです。改札口の左側については、点字ブロックの位置は変わりません。
 以上、工事期間中はくれぐれもご注意ください。

  PCVOL・OPKの紹介と例会日のお知らせ
 皆さんは音声パソコンを利用されているでしょうか。サピエ登録者数から推定すると、センター登録者の3分の1以上の方が利用されていると思われます。音声パソコンのユーザーはPCVOL・OPKに何らかの関わりを持たれたかもしれません。現在はともに月1回センターで活動をしています。
 毎回10名前後の会で、パソコンのスキルアップやサポート、情報交換などをしています。今年度のPCVOLの例会は6月以後すべて第2日曜日です。会場はエレベータで3階に上り、廊下に出て、すぐ左の部屋です。
 音声パソコンの体験をしたい、サポートを受けたいなど、様々なニーズに対応してくれます。また、同様の活動をしているOPKという会があり、メンバーもほぼ同じで、PCVOL同様様々な対応をしてくれます。この会の活動日も、日曜日で月1回催されていますが、第4日曜を原則としていますが、変ることもよくあります。OPKの開催日に関してはお問い合わせください。
 PCVOLの例会は10時から16時で、第2会議室です。
 以下例会日です。
 6月12日、7月10日、8月14日、9月11日、10月9日、11月13日、12月11日、29年1月8日、2月12日、3月12日
 OPKの会場はPCVOLと同じですが、時間は午後1時~4時とPCVOLとは異なっています。

  どうしてますか交流会の案内
 目の不自由な方と家族の集い
 “どうしてますか交流会”
 目が不自由になってこんな事が困った、何かいい方法ないかな。
 いろんな悩みや思いを聞いたり話したりしてみませんか。そんな思いで、集いの場“どうしてますか交流会”をほぼ毎月、開催しています。  目の不自由な方、ご家族の方々、お気軽にご参加ください。  記
1.日時 時間はすべて10時~12時です。
平成28年
5月22日(日)
6月26日(日)
7月31日(日)
9月4日(日)
10月30日(日)
12月4日(日)忘年会(後日のご案内)

2.会場 ひまわり福祉会館2階
岡山市北区大供2-4-25  
電話 086-222-8619 
3.対象 目の不自由な方と家族の方々
4.参加費 200円
5.申込み 不要
主催 岡山県視覚障害を考える会

  アイ・ヨガ教室と親睦会の案内
 1 アイ・ヨガ教室に参加してみませんか
 社会教育関係団体 リトル・サンでは、視覚障害者の方を対象にヨガ教室を開催しています。
 日頃使えていない筋肉を動かし、体調改善や維持を目指して取り組む90分間は、その日の体調に合わせて、個々のペースで出来ます。

 日程・会場
6月4日までは岡輝公民館。
5月21日(土)2階
6月4日(土)2階
岡輝公民館の場所
 所在地 〒700-0865 岡山市北区旭本町1番80号
 電話 086-222-0855 ファクス 086-222-0855
 岡電バス岡南営業所下車 南高校口交差点を東(旭川側)へ進んだ突き当り
 駐車場 市営駐車場併設(一時間半以降 一時間毎100円《館より半額券発行有》)

6月25日(土)福祉交流プラザ岡輝であい・ヨガ参加者による親睦会
7月より、基本第2・4(土)が講座日となります。
6月25日(土)からの会場 福祉交流プラザ岡輝
所在地 700-0863
岡山市北区新道57番地7
電話 ファックス 086-225-3352
路面電車 JR岡山駅前から清輝橋方面行きに乗車し、清輝橋電停下車、徒歩6分
バス 岡山駅バスターミナルから福島方面行きに乗車し、清輝橋バス停下車、徒歩5分
清輝保育園隣り
駐車場 清輝保育園職員駐車場へ停めてください。
※路上駐車は絶対にしないでください。
時間・・10:00~11:30
参加費・・お一人 600円
※同伴のヘルパー1名まで、同伴のご家族1名まで、レッスンに無料ご参加頂けます。
持ち物・・ヨガマット(お持ちでない場合、初回はこちらでご用意しております。)・タオル・飲み物

《レッスンについて》
 ヨガをベースとした、ゆったり流れのあるレッスンになります。
 分かりやすい言葉と誘導を心がけており、体を動かすことに楽しさと充実感を感じて頂けるよう努めております。
 安全面は、サポーターがおりますので、適宜、体勢の修正などを致します。

《晴眼者参加について》
 基本、アイマスク着用での、学習参加の形となります。
 参加費・・お一人 600円
 持ち物・・ヨガマット(初回はこちらにもございますが、持参して頂けると有りがたいです。)・タオル・飲み物

◎運動不足であったり、体が硬い、肩凝り、腰などを傷めがちなど、緩い運動から始めたい方。また、ゆっくりした運動を継続的にしたい方。
 晴眼者の定期参加も大歓迎です。

 レッスンは、視覚障がい者の方が聞き取りやすい言葉、分かりやすい誘導を心がけて、ゆっくりと進めていきます。

 2 あい・ヨガ参加者による親睦会
 6月25日(土)福祉交流プラザ岡輝にて、あい・ヨガ参加者による親睦会を致します。この機会に、ヨガに興味のある方、コミュニケーションの場に参加してみたい方は、ぜひ当日、ヨガ参加及び親睦会にご参加ください。 ヘルシーなオーダーのお弁当をご用意する予定です。
会場:福祉交流プラザ岡輝
所在地 700-0863
岡山市北区新道57番地7
電話 ファックス
086-225-3352
路面電車 JR岡山駅前から清輝橋方面行きに乗車し、清輝橋電停下車、徒歩6分
バス 岡山駅バスターミナルから福島方面行きに乗車し、清輝橋バス停下車、徒歩5分
清輝保育園隣り
駐車場 清輝保育園職員駐車場へ停めてください。
※路上駐車は絶対にしないでください。

ヨガ時間・・10:00~11:00
参加費・・お一人 600円
※同伴のヘルパー1名まで、同伴のご家族1名まで、レッスンに無料ご参加頂けます。
持ち物・・ヨガマット(お持ちでない場合、初回はこちらでご用意しております。)・タオル・飲み物
親睦会時間・・11:10~12:45(13:00解散)
親睦会参加費・・お一人500円(当日集めます。)
※お弁当の注文がありますので、申し込みは6月4日(土)までと致します。
お問い合わせはお気軽に。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。

 3 「聞くヨガ」の紹介
 あい・ヨガ(視覚障害者がヨガをする時間)のインストラクターの杉山先生が、一人でも多くの視覚障害者の方に、岡山市内にて月2回開講しているヨガ教室に、実際に参加していただきたいとの思いで、約15分の「聞くヨガ」CDを作られました。これを聞きながら、体を動かせば、ヨガとはどのようなものであるかが少しは分ります。「聞くヨガ」は約15分ですが、教室では毎回約90分使ったヨガをしています。このCDはデイジーでなく、音楽CDなので、普通のCDプレイヤーで聞くことができます。聞いてみたいなと思われる方はセンターまでご連絡ください。無料で差し上げます。

 青い鳥葉書 無料配布受け付けが4月1日から始まっています。
 日本郵便株式会社は、重度障害者向けに青い鳥をデザインしたオリジナル封筒に通常郵便葉書を入れた「青い鳥郵便葉書」を無料で配布する。対象は重度の身体障害者(1級または2級)と知的障害者(療育手帳にAまたは1度、2度と表記されている方)。受け付け期間は4月1日~5月31日。
 配布される葉書の種類は通常郵便葉書の「くぼみ入り」「無地」「インクジェット紙」か、通常郵便葉書胡蝶蘭の「無地」「インクジェット紙」のいずれか1種類を選択(「くぼみ入り」は、視覚障害者にも上下・裏表が分かるように、表面左下に半円形のくぼみを入れたもの)。配布枚数は1人につき1種類を20枚。
 申し込みは(1)最寄りの郵便局(簡易郵便局を除く)に身体障害者手帳または療育手帳を提示し、所定の申込書に必要事項を記入して提出する(代理人でもよい)(2)適宜の用紙に「青い鳥郵便葉書配布申込書」と明記し、手帳の種類、手帳番号、級別または程度、希望する葉書種類、住所、氏名を記入し、最寄りの郵便局(簡易郵便局を除く)に郵送する、のいずれかで。申込書は、郵便局の窓口で入手できる。
 葉書は4月20日以降、最寄りの郵便局から送付。20日以降に窓口で直接申し込んだ場合は、その場で受け取ることもできる。(日盲連)

   声 「私の地元歩行訓練体験記と訓練施設入所の必要性」 2/2    センター利用者 M Y

 訓練士さんに最適なルートと歩き方を教わるのは歩行訓練なら当たり前のことですが、訓練士と呼ばれる方々はそれだけでなく、私達が白杖で一人歩行する際にするべき歩き方以外の注意点も伝えて下さいます。
 私の場合、歯科医院への行き帰り途中では、周辺の雰囲気やその辺りにいる人達の様子を見えない私に教えて下さったりもしました。そして、いくら歩道でも、また歩道でない所でも状況は変化します。工事が始まることもあるでしょうし、天候により足場がかなり変化してしまうことは避けられません。
 もし、そうなった時どう対処するか、また何かの拍子に迷ってしまった時などにどう抜け出すことができるかというような、この先起こり得る変化にも対応できるように変化した時、迷い込んだ時を想定して、指導して下さるのは身内でもなく友人でもなく、訓練士さんです。そこまで丁寧にご指導いただけるからこそ私でも一人歩行ができているわけです。少なくともみちしるべの訓練士さんはこういうことまで徹底して教えて下さいます。このように書いているのを読まれると中には「教わればどこへでも安全に一人歩行できるんだな。」と感じる人がいるでしょうが、それは大きな間違いです。
 私は基礎が身についている分、教わりやすさはありますし、訓練士さんも0から指導する必要がないので、数カ所への訓練をして下さっていますが、実は2カ所ほど一人歩行を断念しています。それは渡れるタイミングが車音だけでは判断できない「距離が長い横断歩道」や「歩車分離式信号」がある場合です。加えて車のドライバーにもいろんな性格の人がいます。狭い道路で一応白線はあり、歩道と分けてはあっても、常に歩行者のことを考えながら運転する人などそうそういるものではありませんので、急に曲がってくる車があると事故に遭ってしまう可能性が高いと判断できる所へは残念ながら歩行訓練すら諦めなければなりません。
 訓練士さんは私の要望に応えたいと検討はして下さいますが、リスクが高く、見えない状態では避けることのできない危険のあることがわかると、さすがに一人歩行は否定されます。これは私が一人で歩く時の安全確保ができないからであって、訓練自体を拒否されるわけではありません。
 このように何回も訓練を受けたことにより、今では思い立った時に行ける場所ができましたので、自分の気分次第で出かけたり、医療機関では私自身の都合だけ考えて予約などすることができるので、ヘルパーさんを頼まないといけなかった頃に比べると、かなり精神的に楽になり、充実した日々を送ることができるようになりました。訓練を希望して、一人歩行を可能にするには当然ながら自分自身が充分なやる気を持ち、教わったことを忘れてしまうことのないように頭の中で復習したり、指導内容を思い返したりしながら努力することは必須なことになりますが、訓練士さんの思いやりや親切心が大きく、指導法が温厚で優しいことも訓練上達の要因になっていると感じます。
 私は国立障害者リハビリテーションセンターへ入所していたのでよくわかるのですが、訓練士と呼ばれる方々のご指導は私の知る限りでは口調が厳しく、怒られているような感覚を味わうということは一切ありません。
 私達の真の辛さはもしかしたら健常者である限りわからないかもしれません。ですが、辛さを理解しようとして下さっていることは実際お世話になると伝わってきます。みちしるべの訓練士さんも大変穏やかな方なので、ご指導に感謝できますし、ますます多忙になられている状況の中、一人一人の元に訪問されて、訓練をして下さり、適度に休憩をしたり、時にはちょっと頑張ってみたりと、私達訓練生に余分な負担のないようにご指導下さるのは本当にありがたいことだと頭を下げなければなりません。
 そしてみちしるべの訓練士さんと度々話すことの中に「専門の訓練施設には可能ならみんな行った方がいい。」という話題があります。私は埼玉の国立障害者リハビリテーションセンターまで行きましたが、別に遠方へ行く必要はないですから、岡山からなら神戸や大阪、京都に訓練施設はあるので、できるなら行ってほしい、それによって習得できることがどれほど大きな財産になり、自分の生活を良いものに変えられるか、ぜひ経験してほしいというのは私だけが言うのではなく、みちしるべの訓練士さんの願いでもあります。
 現在私以外にもみちしるべの訓練士さんにお世話になっている方がいらっしゃるはずですが、訪問訓練に頼ってはいけないとは言いませんし、行きたくても行けないという方もいらっしゃると思いますので、安易に行って下さいとは言えませんが、訪問訓練に比べると、得られるものの質が違います。みちしるべさんを悪く言うわけではなく、やはり一定期間一カ所に留まって、毎日数時間かけて訓練を受けるのとはかなりの差があります。
 みちしるべの訓練士さんもおっしゃいますし、私は経験者なのではっきり言い切ることができます。私がここに書いたような近距離の場所から遠距離の場所までという数カ所の歩行訓練をしていただけて、一人歩行が可能になったのは私が国立障害者リハビリテーションセンターで歩行に関する様々な基礎知識や技術を習得済みだから実行できたと言っても過言ではないんです。なので、私も以前は歩行テクニックがあまりなく、理想的な歩き方ができていませんでした。ですが、国立障害者リハビリテーションセンターで習得したことが多いので、白杖歩行についてのいろいろな知識や技術があると今では言えます。
 当時リハ講師の方に「こういう所はこうして歩くんですよ。」などと言われても、どうしてその歩き方が良いのかなどわからなかったものですが、地元で実際自分が必要としているルートでみちしるべの訓練士さんにリハ講師と同様のことをご指導いただいていると、なぜ訓練士さんがそうおっしゃるのか、なぜその方法が良いのか、更には自分でも「ここではこうした方がいいんだろうな。」ということまでわかるようになります。
 今回はみちしるべの訓練士さんのおかげで可能になった一人歩行について書きましたが、PCや点字、調理や掃除などの日常訓練についても、施設で集中的に指導を受けている方が、実際の生活に取り入れて役立て、活用することができるということに間違いはありません。
 どちらにしても一度教わればどこでも行けるわけではなく、どなたかの講演を聞いただけで白杖を使いこなせるというわけでもありません。日常生活訓練の中で一人歩行は一番リスクのあることになりますから、理想としては訓練施設で基礎を身につけてから地元で訪問訓練を受けるのが最適なやり方になるかと思います。
 私は今後も某所への一人歩行を可能にするべく、新たなルートの訓練をしていただけることになっていますので、引き続き精進するよう心がけます。

  平成28年度 岡山県障害者スポーツ教室の案内
 岡山県障害者スポーツ協会では、スポーツ教室を開催しています。体を動かすことが好きな方、何かスポーツを始めてみようかなと思っている方、初めての方でも指導者の先生方が、わかりやすくていねいに教えてくださいます。また、レクリエーションスポーツでは、毎回いろんなスポーツを楽しむことができます。みなさまのご参加をお待ちしています。

 競技、日程、時間、開催場所

○陸上競技
7月24日(日曜日) 9時から12時 倉敷市営陸上競技場
8月28日(日曜日) 9時から12時 倉敷市営陸上競技場
10月2日(日曜日) 9時から12時 岡山県総合グラウンド補助陸上競技場
1月15日(日曜日) 9時から12時 岡山県総合グラウンド補助陸上競技場
2月5日(日曜日)  9時から12時 岡山県総合グラウンド補助陸上競技場

○水泳
4月9日(土曜日)  10時から12時 川崎医療福祉大学屋内プール
5月21日(土曜日) 10時から12時 川崎医療福祉大学屋内プール
7月16日(土曜日) 10時から12時 川崎医療福祉大学屋内プール
10月1日(土曜日) 10時から12時 川崎医療福祉大学屋内プール
2月18日(土曜日) 10時から12時 川崎医療福祉大学屋内プール

○卓球
 STT    
7月16日(土曜日)  10時から12時 岡山市障害者体育センター
9月17日(土曜日)  10時から12時 岡山市障害者体育センター
11月19日(土曜日) 10時から12時 津山市西苫田公民館

○フライングディスク 
6月25日(土曜日) 13時から16時 津山市久米総合文化運動公園体育館
8月20日(土曜日) 10時から12時 岡山ドーム(自由広場)
9月24日(土曜日) 10時から12時 岡山ドーム(自由広場)
10月2日(日曜日) 13時30分から16時30分 岡山県総合グラウンド補助陸上競技場
11月6日(日曜日) 10時から12時 勝山スポーツセンター体育館

○レクリエーションスポーツ
6月25日(土曜日) 10時から12時 津山市久米総合文化運動公園体育館
7月17日(日曜日) 10時から12時 くらしき健康福祉プラザ

○グランドソフトボール (視覚)
9月11日(日曜日) 13時から16時 岡山県立岡山盲学校グラウンド
11月6日(日曜日) 13時から16時 岡山県立岡山盲学校グラウンド

○フロアバレーボール (視覚)
11月20日(日曜日) 13時30分から15時30分 岡山県立岡山盲学校体育館
12月11日(日曜日) 13時30分から15時30分 岡山県立岡山盲学校体育館

 参加対象者
 中学1年生以上(平成28年4月1日現在)の身体障害・知的障害・精神障害のある方。(運動負荷制限のある方は除く)
 参加申込
・全競技につきまして、初参加の方・施設等の大人数(5名以上)での参加の場合、必ず事前にご連絡をいただき、本人の状態をよく把握されている方の同伴をお願いいたします。その他の方は、当日、開催場所にて受付をしてください。
・陸上競技・水泳の参加につきましては、教室開催日の週の月曜日から木曜日の間に事務局へ申込みをお願いいたします。

 その他
・参加費は、無料です。(教室中のケガは、協会で傷害保険をかけます。)
・スポーツのできる服装・靴(体育館シューズ・運動靴)・飲料水等は、各自でご用意願います。
・フロアバレーボールの参加者は、軍手をご持参ください。
・送迎、貴重品の管理等は、各自(保護者等)でお願いします。(持ち物には、必ず名前を記入しておいてください。)
・日程は変更することがありますので、ホームページ等でご確認ください。
・屋外競技は、天候により開催場所の変更や中止となることもありますので、ご了承ください。

 開催場所一覧
岡山県陸上競技場(シティライトスタジアム) 岡山市北区いずみ町2-1-11(086-253-3950)
岡山県総合グラウンド補助陸上競技場 岡山市北区いずみ町2-1-7
岡山市障害者体育センター 岡山市北区二日市町56(086-223-5480)
岡山ドーム 岡山市北区北長瀬表町1-1-1(086-805-8883)
岡山県立岡山盲学校 岡山市中区原尾島4-16-53(086-272-3165)
津山市久米総合文化運動公園体育館 津山市中北下1271(0868-57-2900)
津山市西苫田公民館 津山市小原67(0868-24-3210)
川崎医療福祉大学屋内プール 倉敷市松島288
くらしき健康福祉プラザ 倉敷市笹沖180(086-434-9850)
勝山スポーツセンター 真庭市勝山783(0867-44-3550)

岡山県障害者スポーツ協会事務局
〒700-0807 岡山市北区南方2丁目13-1 岡山県福祉相談センター内
電話:086-235-4075  ファックス:086-235-4088 
E-mail shouspo@pref.okayama.jp
http://www.pref.okayama.jp/hoken/shofuku/newpage/shouspo/shou_spo1.htm

  新刊案内
 センターで新しく受け入れた図書をご紹介します。どうぞご利用ください。
 今月は、デイジーが16タイトル、点字が2タイトルです。
 なお、返却期限は資料が届いてからお手元に2週間です。延長を希望される場合は、ご連絡をお願いいたします。

録音図書

哲学(1タイトル)

書名 あせらない練習
斎藤 茂太 著
デイジー 3時間26分 
発行 アスコム 2014年
内容 不安やイライラはちょっとした練習でなくなります。心の名医・斎藤茂太先生が、どうしてもあせってしまいがちな人の頭と心をすっきりさせる練習方法を紹介します。

歴史(1タイトル)

書名 人事の日本史 エコノミスト
遠山 美都男、関 幸彦、山本 博文 著
デイジー 9時間9分 
発行 毎日新聞社 2005年
内容 出世した人、しなかった人。歴史は人事で動いている!聖徳太子から幕末の外交官・川路聖謨まで。人間臭いエピソード満載で、日本人にとっての出世と肩書の意味を探る。

社会科学(1タイトル)

書名 だれだってカガヤイテ生きたい! 今までに出会った忘れられない子どもたち
難波 一夫 著
デイジー 5時間38分 
発行 NPOおかやま人権研究センター 2015年


技術・工学(1タイトル)

書名 紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場
佐々 涼子 著
デイジー 8時間6分
発行 早川書房 2014年
内容 東日本大震災で被災した日本製紙・石巻工場。機能が全停止したその日から、工場の復興までを描いたノンフィクション。

文学(12タイトル)

書名 お月見横丁のトラ
高橋 克典 著
デイジー 3時間58分 
発行 平原社 2015年
内容 荒川の土手下に、どう探しても行きつけない横丁がある。そこに棲みついた野良猫一匹。横丁の連中は、その猫をトラと呼んでいる。

書名 トッカン the 3rd おばけなんてないさ
高殿 円 著
デイジー 13時間11分
発行 早川書房 2012年
内容 特別国税徴収官の補佐に着いて2年目。ある日、若手徴収官は霊感商法を行なっている団体の税金滞納の謎を追って、栃木へ出張する。シリーズ第3作。

書名 しだれ桜恋心中
松浦 千恵美 著
デイジー 7時間57分
発行 早川書房 2014年
内容 若手文楽人形遣いはある日、花魁の文楽人形を見つける。それは『しだれ桜恋心中』という演目専用に作られた人形だった。

書名 鴉龍天晴 ハヤカワSFシリーズJコレクション
神々廻 楽市 著
デイジー 12時間2分
発行 早川書房 2014年
内容 国内を揺るがす動乱に巻き込まれた2人の青年の数奇な運命を描く。

書名 籠にりんごテーブルにお茶…
田辺 聖子 著
デイジー 3時間55分 
発行 角川書店 1978年
内容 乙女のようなロマンチックさと、人並みはずれた好奇心を持つ著者が、日常生活の中のあれこれを、たくみな筆さばきで綴る好エッセー集。

書名 えみちゃんの自転車 最愛の姉をガンが奪って
古館 伊知郎 著
デイジー 4時間14分 
発行 集英社 1991年
内容 あまりに若すぎた、あまりに早すぎる姉の死。それは4年間にわたる闘病生活の末の凄絶なガン死だった。見守る家族たちの苦悩を幼い日の思い出を交えて描いた実姉を送る手記。

書名 アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う ハヤカワ文庫 英国パラソル奇譚
ゲイル・キャリガー 著 川野 靖子 訳
デイジー 13時間26分
発行 早川書房 2012年
内容 19世紀イギリス。妊娠8カ月を迎えたアレクシアは、女王暗殺を防ぐべく捜査を開始。やがて夫と人狼団にまつわる過去の秘密と出会う。シリーズ第4作。

書名 彷徨える艦隊 5 戦艦リレントレス ハヤカワ文庫
ジャック・キャンベル 著 月岡 小穂 訳
デイジー 12時間34分
発行 早川書房 2010年
内容 大佐が率いる艦隊は陣容を整えて動き出す。長きにわたる戦闘の日々ももうすぐ終わりになると思われたまさにその時、敵の魔手が大佐に忍び寄っていた。

書名 決戦!バルト海 ハヤカワ文庫 海の男/ホーンブロワー・シリーズ 8
セシル・スコット・フォレスター 著 高橋 泰邦 訳
デイジー 13時間15分
発行 早川書房 1976年
内容 爵位を授けられたホーンブロワーは、バルト海へ艦隊を率いて出撃する。風雲急を告げる荒海に、戦いの火ぶたは切って落とされた。シリーズ第8作。

書名 セーヌ湾の反乱 ハヤカワ文庫 海の男/ホーンブロワー・シリーズ 9
セシル・スコット・フォレスター 著 高橋 泰邦 訳
デイジー 11時間42分
発行 早川書房 1977年
内容 フランスのセーヌ湾で英国艦に反乱が勃発。敵軍に察知される前に反乱を制圧すべく、ホーンブロワーは一路セーヌ湾に向かった。シリーズ第9作。

書名 モノグラム殺人事件 〈名探偵ポアロ〉シリーズ
ソフィー・ハナ 著 山本 博、大野 尚江 訳
デイジー 15時間3分
発行 早川書房 2014年
内容 名探偵ポアロが出会った女は「自分は殺される予定」だという。同じ頃、ロンドンのホテルで死体が発見される。名探偵ポアロシリーズの公認続編。

書名 機械探偵クリク・ロボット ハヤカワ・ミステリ文庫
カミ 著 高野 優 訳
デイジー 8時間3分
発行 早川書房 2014年
内容 古代ギリシャの発明家の子孫である博士が発明した、機械仕掛けの名探偵クリク・ロボット。機械探偵の名推理を描く2編と、本邦初訳のコント2編を収録。

点字図書

社会科学(1タイトル)

書名 タブレットは紙に勝てるのか タブレット時代の教育
赤堀 侃司 著
点字4巻 
発行 ジャムハウス 2014年
内容 紙とパソコンとタブレットは、どこが異なるのか、どんな効果があり、どこが劣っているのか、学習にどのような影響を与えるのか。認知研究や実証的・実践的研究を通じ、タブレット時代の教育について考える。

芸術・美術(1タイトル)

書名 名画に見る男のファッション
中野 京子 著
点字1巻 
発行 KADOKAWA 2014年
内容 ナポレオンはナルシスト!? 500年前もやんちゃな兄ちゃんはとんがり靴!? 「怖い絵」シリーズの中野京子がおくる、究極の絵画鑑賞法。名画のファッションから人々の心情をとことん探る。