視覚障害者センターだより 令和6年(2024年)8月(通巻407号)
視覚障害者センターだより ~ロバと五つのにんじん~
令和6年(2024年)8月10日発行(通巻407号)
発行 岡山県視覚障害者センター
TEL 086-244-1121
FAX 086-244-1043
Eメール ossfc@nifty.com
● はじめに
真夏の8月になりました。先月以来、連日35度以上の猛暑日が続いていますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。私の感覚では、昨年よりもさらに暑くなったような気がします。この原稿を書いているのは7月末ですが、今週の天気予報は37度や38度という予想気温です。この猛烈な暑さにはうんざりします。早く夏が終わってほしいです。
読者の皆様からの原稿は随時募集しています。利用者の方、利用者のご家族の方、ボランティアの方であれば、どなたでも投稿していただけます。テーマは自由で、メール、手紙(墨字、点字)のいずれでも結構です。どしどし投稿してください。匿名希望の方はその旨お書きください。
● 今月の内容
・お知らせ
・ロバの耳より情報
・所長の雑談
・センターを会場に行なわれている定例会
・行事のご案内
・人気のある点字図書のご案内
・新刊図書のご案内
をお伝えします。なおICT超入門と読者の声はお休みします。
● お知らせ(4件)
1.8月・9月の行事予定
利用者の皆様向けのセンターで行われる行事をお知らせしています。事前の申込みが必要な行事もあります。休館日は毎週火曜日と8月12日(月)振替休日と9月16日(月)敬老の日と9月23日(月)振替休日です。開館時間は午前9時から午後5時まで(電話受付も同じ)です。図書整理日は第4木曜日の8月22日と9月26日で、終日留守番電話対応とさせていただきます。なお、留守電のメッセージには、ご用件と共にお名前とご連絡先をお入れくださいますようお願いいたします。
8月の行事予定
4日(日) 手技療法研究会
7日(水) 視障協川柳教室、視障協短歌教室
9日(金) 視障協青年部ヨガ教室
11日(日) PCVOL(ぷくぼる)
25日(日) 利用者とボランティアとのズーム交流会、OPK
9月の行事予定
1日(日) 手技療法研究会
8日(日) PCVOL(ぷくぼる)
13日(金) 視障協青年部ヨガ教室
20日(金) 利用者とボランティアとのズーム交流会
22日(日) あしらせ体験会、OPK
29日(日) 視障協さわやかクラブ交流会
2.ハザードマップ(被害予想地図)の情報提供について
今年2月に実施した利用者アンケートで、ハザードマップに関してお尋ねしました。その結果、自宅付近で地震や大雨などの災害時にどのような被害が予測されているか知っていると回答された方は53.1%で、約4割以上の方が知らないと回答されました。
昨年の結果と比較すると少しだけ知っている人の割合が増えましたが、まだまだハザードマップの情報を知らない方が多いことがわかりました。自宅付近のハザードマップの情報を知らない方のために、ご希望に応じてインターネットで得られるハザードマップの情報を口頭による説明でお知らせします。
国土交通省が提供しているハザードマップポータルサイトがあります。下記のアドレスです。
https://disaportal.gsi.go.jp/index.html
このサイトは、視覚障害者の方も音声読み上げソフトを使うことにより、災害リスク情報を聴くことができるようになっています。「住所から探す」というところに自宅の住所を入力すると、その付近の災害予測情報が表示されます。
自宅付近のハザードマップの情報を知りたい方は、センターの電話受付時間(開館日の9時から17時まで。12時から12時45分の間は除く。)に電話でお問い合わせください。お名前とご住所をお伝えください。
3.「秋のうたごえ」のご案内
昨年、3年ぶりに復活した「秋のうたごえ」を今年度も下記の通り実施します。ぜひ多くの皆様のご参加をお願いします。
(1)日時
11月24日(日)13時30分から16時まで
(2)場所
視覚障害者センター 第3会議室
(3)内容
みんなが知っている懐かしい歌をアコーディオンの伴奏で声を合わせて楽しく歌います。
(4)参加申込
11月17日(日)17時までに当センターへ電話またはメールでお申し込みください。付き添いの方の有無もお知らせください。
(5)その他
当日は午前中に岡山県視覚障害者協会主催の「点字に親しむ会」があります。ぜひ午前中からご参加ください。参加者の皆様には昼食を無料でご用意します。「点字に親しむ会」については、「行事のご案内」をご参照ください。なお、午後から参加される方にも昼食をご用意しますので、12時30分頃までにおいでください。
4.「NHK放送番組時刻表」のご案内
「NHK放送番組時刻表 2024年度」のデイジー版および点字版をご案内いたしますので、ご希望の方はご連絡ください。ただし、デイジー版については、2023年度版をご利用いただいた方には送付済ですのでご連絡不要です(もし届いていない場合は、ご連絡をお願いいたします)。
デイジー版は、コピーの上希望者全員に配付いたします。地上波テレビ(総合・Eテレ)とラジオ(第1・第2・FM)の番組時刻表を1枚のCDに収録してあり、収録時間は2時間57分です。
点字版は、貸出でのご利用になります。返却期限は資料が届いてからお手元に2週間です。地上波テレビ、ラジオの2種類に分かれており、各1巻です。1部ずつしかないため、予約になるかもしれませんが、ご了承くださいますようお願いいたします。
なお、BSテレビの番組時刻表は作成されなかったようですのでご了承ください。
●ロバの耳より情報(2件)
1.障害のある方を対象に事務補助員(会計年度任用職員)を募集します!(岡山県)
岡山県では、障害のある方を対象として、一般的な事務の補助に従事いただく事務補助員(地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する短時間勤務の会計年度任用職員)を募集します。
※受験案内と受験申込書は当センターにも置いてありますので、必要な方は職員に声をかけてください。
(1)採用予定者数
22名
(2)勤務場所
本庁及び各県民局・地域事務所
(3)業務内容
書類の作成・封入、郵便物の集配・仕分け、パソコンの入力、来客対応、執務室の整理などの補助的・定型的な業務
※勤務する部署によってはこれら以外にも様々な業務に従事いただきます。
(4)任期
(原則)令和7年4月1日(火曜日)~令和8年3月31日(火曜日)
※任期終了後、勤務成績や県の業務の状況等を踏まえて再度の任用を行うことがあります。
(5)採用試験の受験資格
次のア、イのいずれも満たすことが必要です。
ア.身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳(これらに準ずると県が認める書類を含む。)のうち、いずれかの交付を受けている者
イ.地方公務員法第16条の欠格条項のいずれにも該当しない者
(6)受験申込みの期間・方法等
受検案内(PDF)は下記のURLにあります。
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/928483_8904361_misc.pdf
受験案内で指定された受験申込書に必要書類を添付し、令和6年8月30日(金曜日)までに、岡山県総務部人事課へ郵送(簡易書留)又は持参して提出してください。
郵送して提出する場合は、令和6年8月28日(水曜日)までの消印があるものに限り受け付けます。
持参して提出する場合は、平日の8時30分から17時00分までの間に持参してください(土曜日・日曜日・祝日は受け付けません)。
(7)問い合わせ先
岡山県総務部人事課人事班
〒700-8570岡山市北区内山下2-4-6
電話:086-226-7217
※電話の受付は平日8時30分から17時15分までです。土曜日・日曜日・祝日はつながりません。
メール:jinji@pref.okayama.lg.jp
2. 第29回「NHKハート展」詩の募集について(NHK厚生文化事業団)
第29回 詩の募集 NHKハート展
https://www.nhk.or.jp/event/heart/poemform/
上記のホームページから抜粋します。
「NHKハート展」では、来年度開催する第29回の詩を募集します。全国の障害のある人や、障害のある人とともに歩む人から寄せられた詩を紹介する展覧会「NHKハート展」。詩に込められた思いを感じていただくことで、多様な個性を認め合う社会への一助となることを願い開催しています。日常で感じる気持ち、心にわいてきた言葉、誰かに伝えたい思いを詩に込めてご応募ください。
(1)募集期間
2024年5月27日(月)~9月5日(木)
(2)募集内容
障害のある人や障害者とともに歩む人が書いた100字程度(短くても可)の詩。詩のテーマは自由。必ずタイトルをつけてください。自作の未発表(インターネットなども含む)の詩に限ります。詩は応募後、選考結果発表まで未発表であること、さらに入選した場合、「NHKハート展」の展覧会開始まで未発表であることが条件です。応募は一人5編まで。点字による応募も可能です。
(2)応募方法
郵送またはインターネットで応募できます。
(3)作品選考・結果発表の方法
主催者が委嘱した選考委員が入選作品を選出します。選考結果の発表は、入選者には直接ご連絡のうえ「NHKハート展」ホームページへの掲載をもってかえさせていただきます。(2025年1月予定)
(4)入選作品の展示
入選作品は、2025年度に開催する第29回「NHKハート展」にて紹介する予定です。またホームページへの掲載のほか、NHKの番組などでも紹介させていただく場合があります。
(5)その他
応募作品は返却しません。
(6)問い合わせ先
NHK厚生文化事業団「NHKハート展」係
電話 03-3476-5955(平日 午前10時~午後6時)
FAX 03-3476-5956
Eメール info@npwo.or.jp
●所長の雑談(第15回)
皆さん、こんにちは。今回もまた愚にもつかない雑談でお耳(点字で読まれている方は「お指」ですね)を汚しますが、ご容赦願います。
今回は、今テレビで嫌というほど報道しているオリンピックの話題です。舞台は「花の都」パリ、1789年から始まったフランス革命の舞台です。7月26日に行われた開会式では、フランス革命で処刑された王妃マリー・アントワネットと思われる真っ赤なドレス姿の女性が、かつて彼女が幽閉された牢獄だった建物の窓に、ギロチンで切り落とされたかのような自らの首を持って登場しました。そしてその生首が歌い出したのです。フランス国歌の歌詞にも「汚れた血が我らの畑の畝を満たすまで」とあるように、革命は血なまぐさいものです。それをオリンピックという華やかな場で表現できることに、フランス人の感性と日本人の感性の違いを思わざるを得ませんでした。
ところで、柔道や体操などで日本代表の選手たちが多くのメダルを獲得してテレビは大騒ぎをしていますが、この多様性の時代、国際化の時代に国別のメダル数ランキングを示して喜んでいるのは時代遅れではないかと思いました。国籍なんかにこだわらずに、純粋に個人の選手の世界一を決める大会でいいのではないかと思いました。でも、団体競技はそうもいかないですね。難しいところです。
3年前に開催された東京オリンピックの時に、もうオリンピックなんかやめてしまえばいいのにと思っていました。それぞれの競技には世界選手権やワールドカップがあるのだから、それで世界一を決めればいいのではと思います。
金メダルを獲得して喜んでいる選手、負けて悔し泣きをしている選手を見ると、所詮は金メダルなんて人生の気晴らしに過ぎないのではと思ってしまいます。私の好きなパスカルというフランスの思想家は、その著書『パンセ』の中で次のように述べています。「人間は、死と不幸と無知とを癒やすことができなかったので、幸福になるために、それらのことについて考えないことにした」。オリンピックの金メダルも、ノーベル賞も、自分がやがて死んでしまうという悲惨な事実から目を背けるための気晴らしに過ぎないのです。翻って私の気晴らしは何なのかと考えてしまいます。それは仕事だったり趣味だったりします。還暦を過ぎて自分が死ぬことも身近に感じられるようになってきた今日この頃です。
さて、オリンピックが閉幕した後、8月28日から同じパリの地で、パラリンピックが開催されます。私はサッカーが好きなので、ブラインドサッカーをテレビで観戦するのを楽しみにしています。今や障害者のスポーツ選手もアスリートとして認められるようになってきています。いろいろな身体的なハンディのある中で、厳しい練習で鍛え上げた身体と精神を持って試合に挑む姿に感動します。
感動と言えば、最近スポーツ選手がよく使う言葉に「皆さんに勇気と感動を与えたい」というものがありますが、感動はまだしも勇気をもらう人なんかいるのかなあと疑問に思います。私も日本代表の選手が勝てば興奮しますが、彼らから勇気をもらうことはないです。生きる勇気は、身近な人からかけられた言葉とか、読書の中で出会った言葉とか、自分の直接の経験から得るものであって、スポーツ選手が頑張っている姿から得られるものではないと思うのです。ですからテレビのアナウンサーなどが使う「勇気をもらいました」という言葉に安っぽさを感じてしまいますし、スポーツ選手の「皆さんに勇気を与えたい」という言葉を聞くと、少し傲慢ではないかと思ってしまいます。皆さんはどう思われますか。
最後にオリンピックにちなんで、スポーツをテーマにした小説を2つ紹介します。私が読んで面白かったものです。点字図書館の館長ですから、少しは読書についても書いた方がいいと思いました。
1つめは、敷村良子の『がんばっていきまっしょい』です。進学校である松山東高校になんとか入学した主人公の悦子は、女子ボート部を設立し、初心者ばかりの仲間を集め、エネルギーをボートに注ぎます。自分の居場所を見つけ、張り切る悦子だったのですが…。青春時代の力強さ、儚さ、切なさが瑞々しく描かれた傑作です。私は20年位前にテレビドラマで見て感動し、本でも読みました。1998年に作られた映画も最近テレビで見て、また感動を新たにしました。ちなみに、松山東高校の前身である愛媛県尋常中学校は、明治時代に夏目漱石が1年間英語教師として勤務した学校で、小説「坊っちゃん」はこの学校での体験を基にして書かれたものです。小説『がんばっていきまっしょい』は松山市主催の坊っちゃん文学賞を受賞しています。サピエには点字データ、音声デイジーに加えて、シネマデイジーもありました。
2つめは、スポーツそのものというよりオリンピックを題材にしたサスペンス小説です。奥田英朗の『オリンピックの身代金』という小説で、1964年のオリンピック開催前の東京が舞台です。主人公の東大大学院生・島崎国男は、深刻な地域格差や貧富の差に疑問と憤りを抱き、オリンピックを妨害するという大それた犯行を計画するのですが、果たしてその計画は成功するのかどうか? 結末まで息もつかせず予測できない展開で、とても面白い小説でした。これもテレビドラマ化されていますが、ドラマも面白かったです。サピエには点字データ、音声デイジーがありました。
では、今回の「所長の雑談」はこれで終わりにします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
●センターを会場に行なわれている定例会(4件)
1.ヨガ教室
(1)開催日(毎月第2金曜日、13時半から14時半まで)
8月9日、9月13日、10月11日、11月8日、12月13日、1月10日、2月14日、3月14日
(2)参加費
岡山県視覚障害者協会会員1回500円
非会員1回1000円
ヘルパーさんが参加される場合も同額
(3)参加申込
前の週の金曜日までに岡山県視覚障害者協会事務局へお申し込みください。講師の先生に直接お申し込み頂いても結構ですが、事務局にも必ずご連絡願います。
(4)お問い合わせ・お申込先
岡山県視覚障害者協会事務局
電話 086-250-8855
メール ossk-33@po1.oninet.ne.jp
(5)その他
運動しやすい服装で、飲み物をご持参のうえご参加ください。
2.パソコン・スマホ勉強会
PCVOL(ぷくぼる)とOPKという二つのパソコンボランティア団体があり、毎月定例会を当センターで行っています。どなたでも自由に参加でき、ボランティアによるサポートを受けることができます。参加費は無料ですので、どうぞお気軽にご参加ください。事前申し込みは不要ですが、できればサポート希望内容を電話で当センターまで事前にご連絡くださるとサポートがしやすいです。
(1)PCVOLの例会日(毎月第2日曜日の10時~16時、11月は第3日曜日)
8月11日、9月8日、10月13日、11月17日、12月8日、1月12日、2月9日、3月9日
(2)OPKの例会日(毎月第4日曜日の13時~16時)
8月25日、9月22日、10月27日、11月24日、12月22日、1月26日、2月23日、3月23日
3.川柳と短歌教室
視覚障害のために点字も普通文字も自由に使えない人も自由に参加できる教室です。
(1) 開催日(原則偶数月の第1水曜日)
8月7日、10月2日、12月4日、2月5日
(2)日程
10時~12時 川柳教室
12時~13時 休憩・昼食
13時~15時 短歌教室
(3)年会費
川柳と短歌それぞれ3000円
4.どうしてますか交流会
目が不自由になってこんな事が困った、何かいい方法ないかな。いろんな悩みや思いを聞いたり話したりしてみませんか。
(1)開催日(下記日曜日の午前10時~12時)
10月27日、12月15日、2月23日、3月30日
(2)対象
目の不自由な方と家族の方々
(3)参加費
無料
(4)参加方法
参加申込方法については下記ホームページをご参照ください。
岡山県視覚障害を考える会ホームページ
http://okashikaku.web.fc2.com/
●行事のご案内(6件)
1. こまくさハイキングクラブ例会のご案内
(1)8月特別例会(そうめん)
日時 8月24日(土)11時~14時
場所 操山公園里山センター
申込締切 8月21日(水)
(2)9月ソフトコース例会
日時 9月7日(土) 雨天中止
行先 井原市井原野外彫刻の道
申込締切 9月4日(水)
(3)9月レギュラーコース例会
日時 9月15日(日) 貸切バス利用 雨天中止
行先 三平山(みひらやま)(1009m)岡山県真庭市蒜山上徳山・鳥取県日野郡江府町
申込締切 9月11日(水)
(4)参加申込方法
参加申込方法については下記のホームページをご参照ください。
こまくさハイキングクラブ ホームページ
http://ww31.tiki.ne.jp/~suemi/
2. 歩行ナビ「あしらせ体験会」のご案内
岡山市視障協青年部とJRPS岡山の共催イベントです。
みなさん「あしらせ」はご存知でしょうか? これは、靴に装着して振動により歩行を支援してくれる装置になります。今回は講師をお招きして、なんと実際に体験できる「あしらせ体験会」を開催します。ご興味のある方は、奮ってご参加ください。
(1)日時
9月22日(日)13時~16時30分
(2)場所
岡山県視覚障害者センター3階第3会議室
(3)その他
体験可能人数は、先着15名。参加費は無料。
3. さわやかクラブ交流会のご案内
県視障協さわやかクラブでは、下記の通り「歌ってしゃべって!」楽しい交流会を計画しています。年齢は問いません。多くの方の参加をお待ちしています。
(1)日時
9月29日(日) 受付11時~
(2)内容
カラオケ交流会 11時30分~16時
※ 終了時刻は16時を予定していますが、お帰りは自由とします。
(3)会場
カラオケ グレートパンプキン307号室(岡山市北区奉還町)
(4)参加費
会員と付き添い一人は無料。
(5)その他
簡単な昼食を準備します。飲食物の持ち込みは自由ですが、ゴミは必ずお持ち帰りください。
4. ボイストレーニング(主催:県視障協女性部)
(1)日時
10月23日(水)13時30分から15時30分まで
(2)場所
岡山県視覚障害者センター3階 第3会議室
(3)申込締切
10月15日(火)
5.料理教室(主催:県視障協女性部)
詳細につきましては、お申し込みくださった方に直接お伝えいたします。
(1)日時
10月30日(水)10時から13時まで
(2)場所
岡山県視覚障害者センター3階 調理室
(3)申込締切
10月15日(火)
6. 「点字に親しむ会」のご案内(主催:県視障協)
点字の初心者もクイズやゲームで楽しいひとときをご一緒に! また、午後からは同じ会場で「秋のうたごえ」も予定されています。参加費は無料、昼食を準備します。
(1)日時
11月24日(日) 10時~12時
(2)場所
岡山県視覚障害者センター3階 第3会議室
●人気のある点字図書のご案内
全国の点字図書リクエストランキングの中から選んでご案内いたします。どうぞご利用ください。今月は16タイトルあります。現在全国でリクエストの多い図書のため予約になるかもしれませんが、お待ちくださいますようお願いいたします。また、同じタイトルの録音図書が貸出可能な場合も多いですので、録音図書がご希望の場合はその旨お知らせください。
分類のあとに該当するタイトルを並べています。それぞれのタイトルについては、書名、著者名、原本出版年、点字巻数、内容等の順に記載しています。
・医学
「一生病気にならない「免疫力のスイッチ」」佐藤俊彦著 2023年 3巻
「ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。」中尾篤典、毛内拡著 ナゾロジー協力 2023年 3巻
「一生、元気でいたければ50歳からは「食べやせ」をはじめなさい(青春新書PLAY BOOKS)」森由香子著 2023年 2巻 人生100年時代を元気に生き抜くためのダイエットの考え方と、最新栄養学から導き出した食べ方を紹介する。
・音楽
「走れ!歌謡曲:ベストヒット・コレクション 歌詞集」反畑誠一楽曲解説 2015年 5巻
・日本文学-小説、物語
「深夜カフェ・ポラリス」秋川滝美著 2023年 4巻 病院のそばにひっそりとある深夜営業のカフェ。先が見えない日々に疲れて動けなくなりそうなとき、あなたをそっと迎え入れる…。全5編を収録した短編集。
「誰かがジョーカーをひく」宇佐美まこと著 2023年 6巻 夫の暴言に耐えきれず家を出て車を走らせていた沙代子。車に乗り込んできたキャバクラ嬢・紫苑の指示で回収したボストンバッグには現金3000万円!
「夜明けの花園」恩田陸著 2024年 2巻 全寮制の学園では、特殊な事情を抱える生徒が、しばしば行方を晦ます。「理瀬シリーズ」の短編集。
「清浄島」河﨑秋子著 2022年 7巻 昭和29年初夏。動物学者・土橋は礼文島に赴任する。島の出身者から相次いで発見された「エキノコックス症」を解明するためだった。
「君の膵臓をたべたい」住野よる著 2015年 4巻 偶然、僕が拾った1冊の文庫本。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった-。
「水車小屋のネネ」津村記久子著 2023年 8巻 小学校3年の律と、その姉で18歳の理佐は、冷淡な親から逃げて山あいの町にたどり着いた。見ず知らずの隣人らに見守られながら、大人になっていくふたりの歳月を描く。
「海がきこえる」氷室冴子著 1999年 4巻 大学進学で高知から上京した拓は、高校時代の転校生・里伽子が東京に戻った事を知る。
「風に舞いあがるビニールシート」森絵都著 2006年 6巻 国連で難民事業に携わる主人公は、上司で元夫のエドがアフガンで死んだという知らせに立ち直れない。懸命に生きる人たちを描いた短編集。
「ドンネルの男・北里柴三郎 上」山崎光夫著 2003年 5巻 破傷風、コレラ、ペストなど、未知の病に戦いを挑む!日本が生んだ世界的な医学者・北里柴三郎の生きざまを描く長編小説。
・日本文学-評論、エッセイ、随筆
「九十歳。何がめでたい」佐藤愛子著 2016年 2巻 人間は「のんびりしよう」なんて考えてはダメだということが、九十歳を過ぎてよくわかりました-。御年九十二歳、もはや満身創痍の佐藤愛子が、ヘトヘトでしぼり出した怒りの書。
・イタリア文学
「知をみがく言葉」レオナルド・ダ・ヴィンチ著 ウィリアム・レイ編 夏目大訳 2022年 1巻 人間は死ぬのが当然だ、しかし、芸術はそうではない-。芸術、科学、人生について「知のヒント」を与えてくれる、レオナルド・ダ・ヴィンチが遺したノート(手稿)の中の言葉を紹介する。
・(児童向け)日本文学-詩歌
「希望の歌:やなせたかし童謡詩集」やなせたかし詩 2000年 1巻
●新刊図書のご案内
センターで新しく受け入れた図書をご案内します。どうぞご利用ください。今月は、デイジーが21タイトル、点字が1タイトルです。
ご希望の図書が貸出中の場合は予約となりますので、お待ちくださいますようお願いいたします。返却期限は、お手元に2週間以内です。延長を希望される場合は、ご連絡をお願いいたします。
メモリーに複数タイトルのデイジーや点字データを収録しての貸出も可能です(一部収録不可能な図書もあります)。その場合の返却期限は、お手元に1ヶ月以内です。
送料は、原則として往復とも無料です。新規にリクエストいただける数は、通常6タイトル以内で、メモリーでの貸出の場合は、メモリー1個に10タイトル以内です。準備・郵送期間を考慮して、お手元にご利用中のものがいくつかある状態で、新規にリクエストいただいても結構です。
ご利用いただける図書は、目録や新刊案内にあるものに限りません。書名がわからない場合でも、ご希望の著者や内容などからお探しします。当センターで所蔵していないものは、全国のネットワークを利用してお探しします。図書選びの参考になるような図書や雑誌もありますので、どうぞご利用ください。
なお、センター取り扱い雑誌(約80種類)の継続利用は、図書貸出とは別枠でご利用いただけます。
ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
◎録音図書
○一般向けの本
・雑著(1タイトル)
書名 禁断の雑学:誰もが口を閉ざす衝撃の雑学250
黒い雑学研究会編
デイジー8時間40分
発行 彩図社 2021年
内容 日常的な事柄から、科学、事件、歴史、各地の風習まで、衝撃の雑学250を紹介する。
・伝記(2タイトル)
書名 「流転の王妃」の昭和史:幻の“満州国”
愛新覚羅浩著
デイジー7時間50分
発行 主婦と生活社 1984年
内容 日中のかけはしとして、激動の人生を生きた愛新覚羅浩の自伝的昭和史。
書名 教養として学んでおきたい日本の皇室(マイナビ新書)
西川恵著
デイジー6時間7分
発行 マイナビ出版 2021年
内容 天皇と皇室が受け継いできたこととは、これからのありかたとは。令和時代の幕開けとしての天皇の退位と即位から、天皇家の歴史、仕事、皇室ファミリー、皇室の国際親善、皇位継承問題まで、日本の皇室のあれこれを解説する。
・社会科学(全般)(1タイトル)
書名 ムーミン・ハウスの窓から:武村正義著作集
武村正義著
デイジー14時間7分
発行 2016年
内容 「ムーミン・パパ」の愛称でも知られた武村正義の若い頃の留学体験から近年のエッセイまで、政治家としての「理想と現実」を集めた著作集。
・社会(1タイトル)
書名 日本の貧困のリアル:世界と比べてわかる(PHP文庫)
石井光太著
デイジー7時間4分
発行 PHP研究所 2023年
内容 スラムに住む子どもたちが笑顔で生きる一方、充実した社会保障に守られながら希望をもてない人たちがいる。日本をこれ以上地盤沈下させないために、世界との比較の中でリアルな日本の姿をとらえる。
・自然科学(全般)(1タイトル)
書名 世界を変えた実験と研究:歴史と失敗から学ぶ大発見のヒント(知りたい!サイエンス 151)
齋藤勝裕著
デイジー6時間35分
発行 技術評論社 2022年
・医学(1タイトル)
書名 いちばんやさしい痛みの治療がわかる本
伊藤和憲著
デイジー11時間34分
発行 医道の日本社 2017年
内容 痛みの診断・検査に関する技術やエビデンス、鍼灸に関する治効機序の原理を理解すれば、システマティックに痛み診察を行える。痛みの治療に必要な知識から診察、鑑別、治療までを解説し、家庭で行えるセルフケアも紹介。
・日本文学-小説、物語(1タイトル)
書名 宙わたる教室
伊与原新著
デイジー10時間33分
発行 文藝春秋 2023年
内容 東京・新宿にある都立高校の定時制に集った、さまざまな事情を抱えた生徒たち。彼らは「科学部」を結成し、「火星のクレーター」を再現する実験を始め…。
・日本文学-評論、エッセイ、随筆(1タイトル)
書名 九十歳。何がめでたい 増補版(小学館文庫)
佐藤愛子著
デイジー5時間32分
発行 小学館 2021年
内容 人生いかに生きるか、なんて考えたこともない。その場その場で突進するのみ-。九十歳を過ぎ、もはや満身創痍の小説家・佐藤愛子がしぼり出した怒りの書。冨士眞奈美との対談などを加えて文庫化。
・東洋文学(中国以外)(1タイトル)
書名 優等生サバイバル:青春を生き抜く13の法則
ファンヨンミ作 キムイネ訳
デイジー5時間35分
発行 評論社 2023年
内容 大学進学実績で有名な進学校に入学したジュノ。テスト、課題、進路、SNS、恋…。やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことは満載! ハードな高校生活を生き抜くために、“優等生”のジュノが見つけた法則とは?
○児童向けの本
・伝記(1タイトル)
書名 お札に描かれる偉人たち:渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎
楠木誠一郎著
デイジー5時間2分
発行 講談社 2019年
内容 令和6年に変わるお札の肖像画のモデルとなる渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎は、いつの時代に何をした人たちなのか。その偉大な足跡が、今日の日本にとってどれだけの意味をもっているのか。3人の人生を辿る。
・物理学(1タイトル)
書名 聞いて聞いて!:音と耳のはなし
高津修、遠藤義人文
デイジー43分
発行 福音館書店 2023年
・動物学(1タイトル)
書名 私の職場はサバンナです!(14歳の世渡り術)
太田ゆか著
デイジー5時間52分
発行 河出書房新社 2023年
内容 肉食動物の想像を超えたサバイバル、サバンナを支える縁の下の力持ち…。南アフリカ政府公認の日本人女性サファリガイドが、サバンナの動物たちの生態や、環境保護の最前線、人と自然が共生するために大切なことを伝える。
・建設工学、土木工学(1タイトル)
書名 さようならプラスチック・ストロー
ディー・ロミート文 千葉茂樹訳
デイジー40分
発行 光村教育図書 2023年
内容 海をよごし、海で暮らす生きものたちをおびやかすプラスチック・ストロー。ストローの発明と改良の歴史、プラスチックごみの影響や環境問題の解決策などを描く。
・製造工業(1タイトル)
書名 どうやってできるの?チョコレート(しぜんにタッチ!)
デイジー33分
発行 ひさかたチャイルド 2023年
内容 身近なお菓子、チョコレート。原料のカカオから板チョコレートができるまでを紹介する。クッキングコーナーも収録。
・日本文学-小説、物語(4タイトル)
書名 アザラシのアニュー(どうぶつ・ものがたり絵本)
あずみ虫作
デイジー45分
発行 童心社 2023年
内容 アニューは、産まれたばかりのタテゴトアザラシの赤ちゃん。ある日、お母さんが北極の海へ行ってしまい、ひとりぼっちになって…。
書名 ごめんねでてこい(わくわくえどうわ)
ささきみお作
デイジー41分
発行 文研出版 2023年
内容 大好きなおばあちゃんに「きらい」と言ってしまった、はなちゃん。謝りたいのに、「ごめんね」という言葉が出てきません。しばらくしたある日、おばあちゃんが救急車で病院に運ばれ、入院することに…。
書名 じゅげむの夏
最上一平作
デイジー1時間38分
発行 佼成出版社 2023年
内容 4年生の夏休みにやりたいことを宣言した、筋ジストロフィーの親友、かっちゃん。その願いを叶えてあげたくて、ぼくらは綿密に計画を練ったのだけれど…。
書名 いつかの約束1945
山本悦子作
デイジー1時間51分
発行 岩崎書店 2023年
内容 ゆきなとみくは、自分は9歳だと言うおばあさんに出会い、共に一日町を歩き回ることに。後日、ふたりは意外な場所で彼女と再会し…。
・英米文学(2タイトル)
書名 希望のひとしずく
キース・カラブレーゼ著 代田亜香子訳
デイジー7時間18分
発行 理論社 2023年
内容 この町で、ふしぎなことが起きている。古い井戸がいきなり、願いをかなえてくれるようになった。理由を知っているのは、3人の中学生だけで…。
書名 おちびさんじゃないよ
マヤ・マイヤーズぶん まえざわあきえやく
デイジー57分
発行 イマジネイション・プラス 2023年
内容 テンちゃんは身体の小さな女の子。いつも「おちびさん」と言われてしまいます。そんなある日、テンちゃんよりも小さい(かもしれない)マルくんという転校生がいじめっこにからかわれているのを見て…。
◎点字図書
○一般向けの本
・総記(1タイトル)
書名 はじめてのスマホトラブル・お悩み解決ブック:100の困った!に応えます(生活実用シリーズ NHK趣味どきっ!MOOK)
岡嶋裕史監修 NHK出版編
点字2巻
発行 NHK出版 2023年
内容 元の画面に戻せない。知らない人からメッセージがきた。スマホ決済ってどうしたらいいの? スマホのトラブルやお悩み応えます。スマホ用語集も収載。Android & iPhone対応。
(岡山県視覚障害者センターだより 2024年8月号 終わり)